前頭洞骨切りは、後頭部の頭髪内を切開して骨膜下を剥離し、前頭洞の骨の厚みを減らした後ワイヤーで固定します。
前頭洞は額の骨のことで眉の上の突出を改善する方法として、眉毛の周囲から中央部までの広範囲を削る場合と眉毛の隆起部分だけを削る前頭洞骨切り術があります。手術は150分ほどで完了し、全身麻酔で行われます。
この手術を行うことでバランスの悪いほどの広い額を引っ込めたり、険しい顔立ちであっても女性らしい柔らかな顔立ちへと変化させられます。
異物を使用せず、医師が直接目で見て確認しながら厚みを減らして行き、自然な輪郭を形成します。
キズは頭髪内になるので、外から見ただけでは殆ど分かりません。前頭洞骨切りで致命的なリスクとなるのは、顔面神経の麻痺と知覚鈍磨です。
料金は10万円ほどの手術なので数をこなして儲けを出そうと経験が少ない医師で在る上に、なおのことレントゲンを撮らないクリニックもありますので慎重なクリニック選びが必要です。
前頭洞骨切りのリスクまとめ
前頭洞骨切りに関してのリスク説明がなされずに整形・手術をしてしまった方は多いと思います。それだけカウンセリングではリスクについてはっきりと説明しないクリニック・ドクターが多く、手術後にリスクが生じて初めて気付くという事も有ります。
そのため、下顎枝矢状分割法 (SSRO)のリスクに関する特集ページを作りました。
前頭洞骨切りのリスク 顔面神経の麻痺・知覚鈍麻
前頭洞骨切りのリスクとして致命的なのがしびれなど知覚麻痺の危険、顔面神経の麻痺です。
皮膚を剥離するときに、慣れていない医師が行うと顔面神経や血管を傷つけることがあります。知覚麻痺を起こしてしまい、こめかみ付近の感覚がなくなったり、おでこ付近にしびれが残る危険があります。前頭洞骨切り後に一時的に症状が出て、のちに治る人もいますが、神経が切断されていると後遺症が出やすいです。炎症が起きてもなることがあります。
前頭洞骨切りをする際には注意しなければなりません。
ですが、経験の浅いドクターで尚且つ、レントゲンを撮らないクリニックでは医師が神経の位置を確認できずに傷つけてしまうかもしれません。
そのため、前頭洞骨切りをする際は安全面に配慮しているクリニックを選択して頂く事が大切です。
また近年では、韓国などの輪郭形成における神経ぎりぎりの過激な手術が行われております。
この方法は神経ぎりぎりの手術ですので大失敗する可能性があります。こちらも注意しなければなりません。
前頭洞骨切りのリスク 感染
前頭洞骨切りのリスク「感染」はなぜ起こるの?感染による炎症の危険をまとめます。
突出している眉骨部分を、女性らしい丸みを帯びたおでこにするために行われる前頭洞骨切りは、切開を後頭部あたりから行い、皮膚を剥離して骨を露出させて、デザインに合わせていったん眉骨を切り取り、移動させたりするため、衛生的な環境で行われる必要があります。また、前頭洞粘膜の損傷などがあったりすると感染症が起きることもあります。
もちろん、前頭洞骨切りだけでなく、いずれの治療においても、感染してしまうリスクはあり得ます。
ただこの失敗例は、前頭洞骨切りのリスクの中でも最も警戒しなければならないものですので、衛生面の整っていないクリニックで手術を行うのは辞めた方が良いです。
前頭洞骨切りの治療でも、こだわる名医は必要であればドレーン、抗生剤点滴2種類などを使うなどして感染率を限りなく0%にする事が出来ます。
クリニックを決定する前の段階で、手術中の内出血などにも配慮しているかをチェックしましょう。
前頭洞骨切りのリスク たるみ
前頭洞骨切りのリスクとして代表的なものにたるみが有ります。
前頭洞骨切りをする際には、たるみを出来る限り最小限にできる術式・ドクターを選択しなければなりません。
前頭洞骨切りで言えば、最小限のダメージでたるみのリスクを減らす事が出来るかが手術を成功させるキーポイントになります。
場合によってはフェイスリフトを併用して、引き上げを行う事でリフトアップ効果を減らす事が出来ます。
不十分な施術で効果・変化がない
切り取った眉骨のセットバックや加工の仕方が不十分でおでこに戻すと、効果・変化がないことがあります。前頭洞骨切りのデザインをあらゆる角度から行っていないと、特定の角度からしか変化が感じられないなどの失敗もあります。
余剰の皮膚がたるみとなってあらわれてしまい、以前と同じように見えることもあるため、適切な処置が必要です。
リスクを回避するためには?症例写真だけで決めてはいけない
前頭洞骨切り術では顔面の神経麻痺や知覚鈍磨が大きなリスクとなります。効果が無いだけでなく、顔の表情が動かなくなる他にも眉を動かす筋肉が麻痺してしまいます。更に頭の骨を切るので安全に配慮しているクリニックを選ばなければなりません。特にレントゲンも撮らずに手術すると神経の場所を確認しないで、キズを付けてしまう危険を犯しています。
近年では韓国などで安く輪郭形成を行う病院があります。これらは神経すれすれの危険な手術が行われているため、大失敗する可能性が高いといえます。また、前頭洞骨切りでも手術であるので、感染のリスクは必ず存在しています。
衛生面で気をつけているクリニックならばドレーンや抗生剤の点滴2種類を使い、感染の危険を限りなく0にしています。クリニックを決定してしまう前に、手術中の内出血などに対する配慮しているかを調べておきましょう。そして前頭洞骨切りで代表的なリスクといわれるのが、たるみ・陥没です。
おすすめできる美容外科のご紹介。前頭洞骨切りでなだらかなおでこをつくる
前頭洞骨切りはとても技術が必要な施術で、その分リスクも高くなります。様々な影響が出ることが考えられるため、きちんとリスク説明を行う医師のもとで手術を受けましょう。炎症やのう胞などにならないためにも医師選びは重要です。
眉の部分の出っ張りが気になっている人は、当相談所でおすすめの美容外科をご紹介をしておりますので遠慮なくご連絡ください。
以上、前頭洞骨切りにおける代表的なリスクについてまとめました。
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