バッカルファット除去とは頬の脂肪のうち、浅い層あるもの(皮下脂肪)ではなく、さらに深い層にある部分(バッカルファット)を口の中に約5mmの小さな入口をつけることによって、皮下出血や青タンが生じさせることなく小顔にできる施術です。
バッカルファット除去は、最小限のダウンタイムで小顔・顔やせを実現することができることから非常に人気があります。
バッカルファット除去の最大のメリットは、頬の奥の余分な脂肪を取り除くことでアンチエイジングが期待できます。
口腔内の粘膜面から切開するため、皮膚の表面には傷跡は残りません。
そのためバッカルファットを除去することで、加齢と共に頬がたるんでブルドッグのように見える頬を改善することができます。
バッカルファット除去は、バッカルファットが筋肉の下にあるため、そこに至までの神経や筋肉の損傷はあり得ます。
バッカルファットを除去することで部分的に凸凹したり、しわやたるみがでる可能性があり、修正手術をしても頬がこけたようになってしまうことも否めません。
バッカルファット除去を行なうためには、経験が豊富で確かな技術のある医師やクリニックを選んで、バッカルファットを除去した方が良いか、しないほうが良いかなどの適切な判断を仰ぐことも重要なポイントです。
バッカルファット除去の要所を解説
頬の脂肪を「バッカルファット」と言いますが、歳を重ねるにつれこの部分が、下に「たれる」(下に脂肪が移動)ということが起きてきます。
するといわゆる、ほうれい線ができたり、ブルドッグ顔になってしまったりします。このたるみを予防したり改善したりするためにバッカルファット除去手術が行われています。
この手術によって小顔になることも期待できます。バッカルファットは、若い頃は、頬の高い部分、目元のわきくらいからあごにまで広がっている脂肪です。
しかし加齢がすすむとこれが、下の方に移動してあごにまでたるみになって行きます。そこで口の中を数ミリ~2センチくらい切り開いてそこから脂肪を除去していきます。
麻酔は部分麻酔ですがやや痛みや恐怖があるために静脈麻酔を使用する人もいます。口の中ですから傷跡は残りません。ですが顔がやや腫れてしまいます。
3日から5日くらいで腫れは引きますが完全に元の状態になるためには1か月はかかります。食事は5日程度は流動食で洗浄液消毒が必要です。
このバッカルファット除去手術の失敗例はどのようなものでしょうか。
様々な失敗例
様々な失敗例が考えられますので、手術前に必ずチェックしておきましょう。特に、執刀医が若いドクターの場合には、バッカルファット除去の臨床が十分でない可能性が高いです。
バッカルファット除去の失敗としてよくある?小顔効果が無い状態とは
バッカルファット除去をしても、小顔効果が無いことがあります。顔の奥の部分にあるような脂肪を取り除く治療法であるため、脂肪を取り除いたとしても、顔の表面に効果が出るとは限らないため、注意する必要があります。
たるみなどが生じていない人の場合は、あまり効果が出ない場合が多いため、小顔に仕上げたい場合は、他の治療をしてもらった方がよい場合が多く、しっかりと判断ができるクリニックを探すことが良いとされています。
たるみ
バッカルファット除去手術は、理論的にはたるみ改善効果、小顔効果など十分、期待できる手術ですが、やはり失敗例があります。
実は、顔のたるみは脂肪だけが原因ではありません。皮膚とそれを支える組織(例えば表在性筋膜や靭帯など)がたるむことでも発生しています。
バッカルファットだけを除去してもこれらの組織は改善しないために、十分なたるみ改善はなされません。
くぼみやしわ
またひどい場合は、脂肪がなくなることで皮膚が余ることになって、余計にたるんで見えることもあります。これは、若い頃は皮膚が余るとすぐ縮小していくものですが加齢とともにこの縮小が起こらなくなるためです。
またバッカルファット除去手術とは要するに、たるんでいる脂肪を除去する手術のわけですが、これを除去するとスペースが空いてしまうことになります。
すると頬よる上部の脂肪が次々と移動して。くぼみやシワができてしまうことがあります。余計に老けてみえるようになったり、貧相な顔になるなどという問題が発生したりします。
頬がこけすぎた…バッカルファット除去の修正
バッカルファット除去による修正にはリスクが伴うことから注意が必要です。バッカルファット除去修正は、頬の深い位置にある脂肪を除去するための施術です。
そのため、支持組織がすでにゆるんでいる場合には効果を得ることができない可能性があります。それどころか、バッカルファットを除去してしまうとその部分に浅い層にあった脂肪が移動してしまうので、貧相な顔、あるいはより老けた印象の顔になってしまう可能性があります。
また、いわゆる、エラが張っている方は、骨格そのものが広いため、バッカルファット除去によって修正したとしても、効果を得ることができない可能性があります。
逆に、バッカルファット除去を行うことによって、エラが強調されてしまうようになることから、凹凸のある顔立ちになってしまうケースがあります。
上手なクリニックを選びましょう
バッカルファットは輪郭形成の一種と言われております通り、形成外科、頭蓋額外科分野の一つで扱う領域です。また脂肪を除去しますので、頬の脂肪吸引などとも密接な手術の代替関係にあったりもします。
上手な医師・クリニックのご紹介はこちらから
バッカルファット除去は頬の脂肪を除去する施術です。顔は重要な血管、神経などが多く、脂肪吸引や深い位置にあるバッカルファットを除去するためには相当の技術が必要です。
怖がって脂肪を十分に除去できない場合には、お客様のイメージ通りに修正を行うことができませんし、脂肪をとりすぎれば顔がこけて見えてしまいます。
バッカルファット除去が上手な医師の特徴としては、まず事前のカウンセリングでしっかりと要望をきいてくれます。
そうしないと、患者さんの要望に応えることができないからです。上手な医師はバッカルファットを患者さんのイメージ通りに除去して、顔全体のバランスを考えながら施術を行います。
そのためには十分な経験が必要です。安全性を保ちつつ、イメージ通りに形成する技術を身につけるためには、医師がしっかりと専門的な知識を身に着けている必要があります。
上手な医師は、その知識を身につけるためにしっかりと専門の学会に所属し、先進的な知識や症例を入手するように努めています。
バッカルファット除去は繊細な施術となりますから、個々の医師の技術がものをいいます。
そのため、その医師がどの程度バッカルファット除去による修正を経験しているのかを確認する必要があります。上手な医師は、施術経験が豊富なのでクリニックに確認すればすぐにわかります。
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