人にはそれぞれコンプレックスがあります。
中でも顔のパーツは特に多いでしょう。目を二重にしたい、鼻を高くしたい、唇をポッテリさせたいなど。
また、頬骨・エラ・顎といった輪郭に関する悩みも多く、これらが変わるだけで全体の印象はガラッと変わり、誰もが憧れる小顔に近づくことが可能です。
小顔になれば、目や口が大きく見えます。
特に顎は、しゃくれていると顔が長く見え、横から見ると反っているのがよくわかります。コンプレックスを人一倍強く持っていらっしゃる方は、精神的にも不安になったり、人と話すことを苦手としていたり、内面までも左右してしまいます。
ただあご削りとなると、100万~150万くらいかかりますので、真剣に考える必要があります。
最近では、アプリなどでシュミレーションなども可能です。あご削りはとても高度な手術となるため、成功するといいのですが、必ずしも成功するとは限らず失敗することもあります。
”こんな感じになりたい”など、芸能人やモデルのイメージを持っていても、全体の輪郭もありますし、全く同じにすることは全体を整形しなければ近づくことは難しいです。
あご削りとは。手術をざっくり説明
あご削りとは、顎短縮ともいい、あごの骨を削ったり切ったりしてフェイスラインをすっきりと修正させる美容整形手術です。手術の方法は、口の内側から切開し、下あごの先端部分の骨を露出して行っていきます。
この手術のメリットは、フェイスラインが骨の形状から変化するため、顔の印象を大きく変えることができるところにあります。
小顔形成は、ボトックス注射やヒアルロン酸などを注入する方法もありますが、これらは一定期間すると元に戻ってしまうデメリットがあります。
それに比べあご削りの施術は、半永久的に効果が持続し、傷跡も目立ちにくいのが特徴です。
あご削りの手術は、ほとんどの場合全身麻酔で行うため、痛みは感じません。ただ施術後、麻酔が切れた後には、しびれや痛みを感じることもあり、3~4週間は腫れが続くケースがほとんどです。
料金は、約50~100万円で行っていることが多く、1回の施術で半永久的に効果を得ることができるので、メリットはあるのではないでしょうか。
上手な医師・クリニックの特徴
輪郭の整形は整形の中でも難しい内容なので、手術が上手なお医者さんを見つけることが一番のポイントとなります。
骨を削る過程が特に難しく、そこの調整がしっかり出来る人でないとイメージ通りになることは出来ません。
さらに、価格も100万円から200万円ほどはかかるものなのでそれを考えると失敗する訳にはいきません。
上手なお医者さんの特徴としては、無理に手術を勧めてこない人、またバランスを見て大げさな手術を提案してこない人です。
多くの場合、いきなり骨を削る手術をしなくてもボトックス注射などでかなり改善されます。
そのため、そこまでリスクや多額の出費をしなくても今のコンプレックスは解決出来るのです。
それをしっかりと患者に説明し、患者側の立場に立って提案してくれるお医者さんがいいでしょう。
特に初めて整形をするという人はそのリスクをあまり理解しておらず、衝動的にしようとする人も多いのでそれに乗っかって高い手術を勧めて来ずに、冷静な判断をさせてくれる人がおすすめです。
また、これまでのあご削りの整形の実績も必ず確認しましょう。
あご削りの修正がうまいお医者さんもいれば、他はうまいけどこれは苦手という人も存在します。
後悔しないために
高度な技術を必要とするあご削りですが、失敗例も多々あります。
美容外科の口コミでは、良いことばかり書いていて、それらを信じてしまいますと、とんでもない事にもなりかねません。
手術後は、思い通りになったと喜んでいても、日が経過するとともに違和感、しびれが発生。
それと同時に痛みを伴うことがあります。食事の際も痛みを伴ってしまい、食事をすることに苦痛を感じてしまったり。
こうなると、どうすることも出来ないため、ステロイド注射などで対処するしか方法はありません。原因は顎の削り過ぎです。また、左右の顎のバランスがズレてしまったりなど。
最悪の場合、顔面麻痺に陥る場合もあります。一度削った顎は戻りませんので、せっかく高い費用を払っても、失敗されてしまったらもうどうすることも出来ません。
医師はこれらを失敗と判断しませんので、あご削りを行う際はしっかり考えてから行動に移すべきです。
人生に関わる問題ですので、後悔のないようにしたいですね。
失敗例を一つずつまとめます。
あご削りの失敗例、「効果が無い」って?
効果が無い可能性もあります。具体的な症例につして考えていきましょう。
あご削りは、あごの骨を削るなどで輪郭をすっきりさせる美容整形手術です。あごが長く突き出ている、あごが割れている、左右の形状が異なるなどの状態を改善することができます。
技術のある医師が行なうと効果もありますが、技術が不足している医師が行なうと稀に骨を削ることが不十分で筋肉や皮膚の厚みによっては骨を削って短くしても効果が無い場合があります。
また、この状態を改善するためには余分な皮膚などを取り除く必要があります。
たるみが出ることもあります
あご削りをしてあごが細くすっきりする場合が殆どで、細くなった骨格に合わせて皮膚や筋肉は縮まって行きます。
あごを削った分、皮膚が垂れることは殆どありませんが、稀に骨が小さくなることにより皮膚などがあまってしまいあごが丸くみえたり、たるみが出ることがあります。
皮膚にたるみが出た場合にはあごの皮膚をたるんだ分だけ切除することで改善しますが、切開することになりあごに傷跡が残る可能性があります。
オトガイ神経の麻痺になることもあります
あごの先端部が長くて横に広い場合、すっきりさせるためにあご削りを行ないます。あごの骨を削る際にオトガイ神経に注意して手術をする必要があります。
しかし、あごの先端部分のオトガイ神経を避けながら骨を削ると切除量が少なくなったり、丸い輪郭になる可能性があります。
傷つけるとオトガイ神経の麻痺につながり口元がこわばるなどの症状が出る可能性もありますが、技術や知識のある医師が手術を行なうことでオトガイ神経の麻痺は回避できます。
あご削りの修正の落とし穴
輪郭は顔の印象を一気に変える要素で、パーツがそれぞれいくら素敵でも輪郭次第で印象は変わってしまいます。そのためエラやあごを削る整形をする人はたくさんいます。
しかし、これらの整形は骨を削るもので整形の中でも難易度が高い内容です。そのためあご削りの整形をした後に微調整として修正の手術を行う人も多いです。
輪郭はちょっとした変化で印象が変わるので、整形した後にちょっとイメージと違ったということがよくあるのです。
どれだけカウンセリングの時にしっかり相談していても、実際に自分の手術が終わるとどうしても違う、となってしまうのです。
例えばあごを削りすぎてしまったり、思ったより変化がなかったり、削る手術には間違いはなくてもそういった修正はよくあります。
輪郭の整形は他のパーツよりもかなり値段が高く、100万円以上することが大半です。
それだけ高いことによってこだわりも強くなるものなので、トラブルになりやすいという傾向もあります。
これならしないほうがまだ良かった、という感想を持つ人も少なくありません。
あご削りはあごが長い人がしますが、全体の顔のバランスからすると別に飾る必要がない人もしている確率はかなり高いです。
アレンの様な綺麗な横顔を作る審美歯科治療も併せてご紹介
全身を整形していることで有名なアレン(全身整形)ですが最近、テレビにもよく出ておりその印象的な顔を覚えている人は多いと思います。
アレン(全身整形)を見た際にとても印象深く残る部位があると思います。
それは肌の色に比べてとても白くて綺麗な歯です。彼のような綺麗で白い印象的な口元にするためにはどのような整形手術を行えばいいのかご紹介します。
必要な手術はインプラントとラミネートベニアです。
インプラントとは虫歯の悪化や事故などによってその部位が無くなってしまった場合に入れる人工歯根を用いた治療のことを言います。欠損部位にインプラントを埋め込みしっかりと土台を固定します。
そのあと、真っ白な人工のかぶせものをします。土台でしっかり補強しますので欠損部位にもしっかりフィットしますし、自分のものとの馴染みもよく違和感がありません。
通常は人工的に欠損させることはありませんが矯正など長期間かかる方法を避けたい方は、この方法によって並びが悪い部分を補うことも可能です。
そのため、アレン(全身整形)のように綺麗な並びにするためにはガタガタの部分をこの方法で治すことが出来ます。
次に並びは良いけれど色が白くない部位についてはラミネートベニア治療を行います。このラミネートべニアとは、表面をごく薄く削りとりセラミック製のシェルを貼り付ける治療法です。
削る量が少ないですし、神経などをとる治療を行う必要がありませんのですぐにできます。また表面につけたセラミックは特殊な接着剤で貼り付けますので、通常の飲食ではがれてしまう心配もありません。
ホワイトニングでは落とせない変色も、ラミネートベニアなら綺麗な白にすることが出来ます。この2つの方法を使うことで短時間でそれも綺麗な並びの真っ白にすることが出来ます。
手術は技術や知識のある医師がおすすめです
あご削りは、あごの骨を削ってフェイスラインをすっきりさせることができる美容整形です。
この手術はメリットも大きいですが、効果が出ないなどデメリットもあります。
成功するには技術や知識、手術経験が豊富な医師を選ぶことです。
名医を紹介している当相談所を利用したり、実際にカウンセリングなどで医師の症例を確認したり、メリットだけではなくデメリットやアフターケアなどもしっかりと説明する病院であるかを確認することをおすすめします。
当相談所では、名医のご紹介をしています
あご削りを行うためには、削る部分よりも大きく骨を露出する必要があります。
骨には軟部組織がつながっており、それらを剥がして手術を行っていくため、中には皮膚のたるみが起こったり、削り過ぎてしまうと顔が引きつれてしまうこともあります。
また思っていたのとは違う印象になって修正を行う人も少なくないので、事前にしっかりとカウンセリングを行い、経験豊富な医師の元で行うことが大切です。
あご削りの手術を受けると、あごの骨が弱くなるリスクもあるため、手術後の修正手術は非常に難しく、顔面麻痺などの後遺症が起こる可能性もあるため、あまりおすすめしません。
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