下顎枝矢状分割法(SSRO)のアフターケアが大切な訳とは

2016/05/30

下顎枝矢状分割法 (SSRO)のダウンタイムは、人により異なりますが、腫れは術後3日頃がピークでその後次第に引いてゆき、完全に腫れがひくまでに2週間程度かかります。また、内出血が起きる場合もありますが、自然に吸収されるので、心配はありません。痛みが出た場合は、病院から痛み止めを処方してもらったり、痛みの発生している場所を冷やすと良いでしょう。術後数か月間はむくみや赤みが続くことがあります。この時期の赤みはメイクで十分に隠すことが可能です。いつまでも、以下のようなことがあったら要注意です。それは、顔の神経のマヒ・皮膚のたるみです。もしかしたら、神経のマヒは、神経損傷によるものかもしれませんし、皮膚のたるみは、フェイスリフトなどの処置をしていないのかもしれません。下顎枝矢状分割法には、このようなリスクがありますので、術後のアフターケアを万全に行い、少しでもリスクの発生を減らすことが大切となります。

手術のリスクやアフターケアについて、しっかりと記載されているか確認

下顎枝矢状分割法(SSRO)による顎の手術は他部位とのバランスがとても大切です。顎の形だけを整えるのではなく、輪郭全体のバランスを考えて、最も効果的な輪郭美を追求する必要があります。下顎枝矢状分割法(SSRO)手術後の機能面の回復と見た目の美しさの両方において、満足した結果を得るためには、術後の適切なアフターケアが重要です。万一、術後に異常が起きた場合に、早期発見を行い、すぐに違和感や咀嚼感に不具合が生じないように、調整を行ってくれる病院で手術を受けると良いでしょう。そのためには、多くの手術を経験している医師・病院であるかどうか、夜間緊急連絡に対応しているかどうか、術後の定期健診のあるかどうか、などについて、あらかじめ調べておくと良いでしょう。病院のホームページを参考にする場合は、下顎枝矢状分割法(SSRO)による顎の手術のリスクやアフターケアについて、しっかりと記載されているか確認をしましょう。