上顎短縮骨切り(LeFort Ⅰ型)は別名中顔面短縮術とも言われています。
上顎短縮骨切り(LeFort Ⅰ型)のメリットとして有名なのが、上顎の長さを短縮して笑った時に歯茎が見えてしまう状態の改善や顔自体の長さを短くして顔の下半分を小顔化することですが、デメリットとは具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
まず一つ目は手術の難易度が高いことです。
手術の際にはかみ合わせを考慮しなければならないので移動した上顎に合わせるため、下顎も一緒に手術します。二つ目としては失敗してしまったときに修正が難しいことです。
当然ながら、短くしすぎてしまった場合、笑った時でさえ上顎の歯が見えなにくくなってしまいます。
笑ったときに上顎の歯の見える量が少ないとお年寄りの口元のような印象をあたえます。三つめとしては、手術後の腫れがひどく、ダウンタイムが非常に長いことです。
手術後数日はボクシングで殴られたような腫れ方で、完全に腫れがひくのは半年から一年位かかります。
上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)のデメリット
上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)のデメリットとしてよく言われているのは、鼻の変形です。
上顎を動かすので、当然鼻に変形が起こりやすいのです。
術後は小鼻が広がり鼻が上向きになる傾向があります。術中に鼻先が上がらないように注意して施術しますが、もともと鼻が矢印型で上向きの人であれば、術後その傾向が増す可能性があります。
また最大のデメリットは手術した後、長ければ3週間程入院する必要があるので、学生なら夏休みや春休みなど長期休みの間に手術できますが、社会人であればそれだけ休みをとることは通常困難です。休職したり、または仕事を辞めてから手術することになります。
また手術後の顎の位置を固定しなければならないため、しばらく固形物が食べられません。
上顎短縮骨切り(LeFortⅠ型)の手術後10日位は口を開くことがほとんどできないことと、口の中から歯茎を切って骨切りをしているため、歯茎の傷が食事をする際に触れたとき非常に激痛が走ります。
また結果に不満足だった時に元の顔に戻すことはもちろんのこと、顔面神経の神経を傷つける恐れもあるので施術の際は慎重に病院を選びましょう。
恐怖!上顎短縮骨切り(ルフォーI型)をしても神経麻痺があるというデメリット
「神経麻痺」のデメリットについて。
上顎短縮骨切り(ルフォーI型)を受けると、神経麻痺が起こるデメリットがあります。これは、上顎の骨切りを行う際に、周りにある唇や表情に影響を与える知覚神経を傷つける事が原因です。
傷ついた知覚神経は、一般的に三ヶ月から一年程度で自然に回復してくることが多いです。ただ重度の場合だと、後遺症に悩まされることもあります。なので、信頼できる医師にちゃんと施術を任せる必要があります。
「効果が無い」デメリットについて
上顎短縮骨切り(ルフォーI型)を受けると、「効果が無い」というデメリットがあります。これは、医師の施術経験が乏しく、上顎を骨切りする量が不十分なために起こります。骨を切り取る幅が少ないと、あまり上に移動させることができなくなるので、十分な効果が得られなくなります。
修正するには何度も骨切りすることになるので、体への負担がかかります。よって、きちんと評判の高い医師を見つける事が大事です。
「たるみ」が起こるデメリットについて
上顎短縮骨切り(ルフォーI型)を受けると、「たるみ」が生じるデメリットがあります。この施術では、上顎を部分的に骨切りして切り取ることで効果を得られます。
ただ全体的なバランスを考慮せずに施術をすると、不自然なたるみができやすくなります。つまり、医師の技術が未熟なために起こりやすくなります。
放置すると、見た目が悪く、強い違和感を感じます。すぐに修整手術を受けなければならないので、慎重に医師を選んだほうが良いです。
安心して施術を受けるには名医を見つけること
上顎短縮骨切り(ルフォーI型)は、笑った時に歯茎が見えてしまう状態を改善することができる美容整形です。
歯茎から上唇にかけてある上顎の骨を水平に骨切りして上に持ち上げる事で、ちゃんと歯茎をかくすことができます。ただ難しい施術なので、信頼できる名医に任せる必要があります。
そこで、当相談所では実績が豊富な名医のご紹介をしておりますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。
- 頬骨削りに失敗を3例と修正手術についてまとめてみた - 2017年11月9日
- エラ張り解消の整形の失敗4例をまとめました - 2017年10月25日
- おでこ・額のヒアルロン酸に失敗3つと修正手術が上手い病院のご紹介 - 2017年8月11日
コメントを残す