眉間プロテーゼとメリット
眉間プロテーゼの手術の最大のメリットはホリが深くなることもそうですが、隆鼻術のプロテーゼが上方に浮いてくることを防いでくれるということです。しばしばシリコンプロテーゼやゴアテックスなどの隆鼻術と一緒に眉間プロテーゼは治療されるのですが、相性がとても良く、鼻筋から眉間にかけてのカーブをきれいに見せる効果があります。
AKB板野さんは?芸能人もやっている?
しばしば尋ねられるのが「元akbの板野友美さんは鼻やってますよね?」「眉間プロテーゼ入れてるんですか?」というご質問。
それはもしやっていたとしても、担当医にしか分からない憶測でしかすぎません。
ではどうして眉間プロテーゼをしている様に見えてしまうかと言うと、「アバター状態」「モアイ像」と言った言葉で表記されることが多い様に、眉間があたかも作ったかのような不自然さがあるからです。
眉間プロテーゼの美容整形の名医と有名病院
では、眉間プロテーゼの名医選びにはどういった条件があるのでしょうか。解説していきます。
シリコンとゴアテックス
まず、眉間プロテーゼと言っても、種類があることを覚えておいてください。
シリコンプロテーゼとゴアテックスと呼ばれるものですが、これは鼻の整形でもしばしば話題に上がります。
「シリコンプロテーゼとゴアテックスどちらが良いんですか?」はこれから整形を考えている方は分からないところだと思います。
大きく分けて説明すれば、シリコンは硬くてゴアテックスは柔らかい。シリコンは被膜拘縮を起こすが、ゴアテックスは起こさない。
ということです。
つまり、ゴアテックスも選べるドクターを選んだ方が長期的な治療のリスクは下がると考えています。
鼻曲がり予防のプルアウト固定
眉間プロテーゼが曲がってしまったという方もいらっしゃいます。これは、挿入したプロテーゼがずれており、そもそも手術の失敗が起こっている状態です。そのため、手術中に糸で固定をする処置を行っている病院をオススメいたします。鼻曲がりを防いでくれる効果があります。ただし全体でも1%程度の病院しか導入をいたしておりませんので、名医を選ぶ際は、一度ご相談いただければと思います。
感染予防の抗生剤点滴とドレーン
感染予防に抗生剤点滴とドレーンを使用しているドクターは手術のこだわりがあると感じます。ここまでの処置は普通行われないものであり、手術時間も多くかかってしまいます。ですが、眉間プロテーゼの手術において、感染は絶望的なリスクであり、何としても避けたいです。
眉間プロテーゼの症例写真
眉間プロテーゼの美容整形・手術・治療
手術方法としては、眉間プロテーゼの挿入の仕方がクリニックあるいはドクターによって異なります。
また眉間プロテーゼの種類によってもその、挿入のしやすさが変わります。
眉間プロテーゼの挿入個所
鼻柱のオープン法か鼻の穴の中のクローズ法、あるいは眉毛の下からや前額リフトの傷からも挿入が可能です。最もベーシックな挿入方法は、鼻腔内(鼻の穴)から鼻背を剥離して挿入することでしょう。これで傷跡は残りません。
鼻中隔延長術や耳介軟骨移植と同時に眉間プロテーゼを挿入する場合にはオープンアプローチによる鼻柱切開が必要となる症例が多いです。それがもっとも安全な切開部分となります。
眉間プロテーゼの失敗・修正・再手術
眉間プロテーゼの失敗・修正例は後を絶ちません。ここでは、再手術の原因について見ていきましょう。
眉間プロテーゼが浮く
眉間プロテーゼ挿入後にプロテーゼが浮いてしまい不自然に目立ってしまうことが考えられます。これは、骨格に合わない程の眉間プロテーゼを挿入した場合に考えられます。輪郭が見えているとあたかも挿入したかの様なクオリティの低いイメージを与えてしまいます。
被膜拘縮
シリコンプロテーゼの挿入をすると被膜拘縮を起こします。これにより触感が硬くなり、満足度が大きく下がってしまいます。そのため、シリコンプロテーゼを行う際は必ず、拘縮FREE対策を行っている医院での施術を受けましょう。
眉間プロテーゼの抜去・除去・入れ替え
何らかのトラブルが起こってしまった場合は、入れ替えして形を整えたり、抜去してしまうという再手術が必要です。入れ替えの手術ではゴアテックスプロテーゼに切り替える方が多いです。あるいは、隆鼻術のみにしてしまうといった手段もあります。ただ、T字のプロテーゼが挿入されている場合には、プロテーゼごと抜去しなければなりません。
眉間プロテーゼの効果・仕上がり・アフターケア
効果としては、ホリが深くなったり眉間から鼻筋にかけてのグラフィックカーブをきれいにする効果があります。シリコンプロテーゼなどの隆鼻術+鼻中隔延長術などの手術と相性が良いため、術前のシュミレーションが重要です。
輪郭形成の美容整形を受けられる際には、以下の様な効果・仕上がりに注意する必要があります。
カタチ 触感 持続性 傷跡 合併症・後遺症 痛み 術後 経過
眉間プロテーゼのトラブル・リスク・デメリット・後遺症
失敗している方の原因は、その多くが、プロテーゼのズレ・被膜拘縮・アバター・モアイ像といった失敗です。
万が一、眉間プロテーゼのリスク・後遺症が出てしまった場合には、早急な抜去や入れ替えをオススメいたします。
眉間プロテーゼのダウンタイム・腫れ
眉間プロテーゼのダウンタイムは2週間程度です。内出血や腫れは次第に落ち着いていきますので、ゆっくりと待ってください。ご入浴や激しい運動などはしばらくNGです。
眉間プロテーゼの料金相場と安い価格・費用
料金が安い病院では、20万程度で治療ができます。平均的な金額は30万です。
眉間プロテーゼのまとめとオススメ
まずは鼻の整形、輪郭の整形の名医を選んでいただく事をオススメいたします。名医の条件をクリアしているかどうかで術後の失敗確率が大きく変わってきます。一流の手術をするドクターの場合、値段は張りますが、結果も自然でバレづらく、クオリティが高いです。更に将来的な安全性も高いのが特徴的です。
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