顔の中でも、顎は他人の目がいきやすいパーツで、長い顎やしゃくれのために悩んでいる人も少なくありません。
長い場合には、骨を切ることで、短くすることが可能です。
一般的にあごと認識されている箇所は、医学的にはオトガイと呼ばれ、短くする場合は、顎水平骨切りやオトガイ水平骨切りと呼ばれ、中抜きで下あごを短縮した後、先端の骨片を前進させてチタンプレートで固定します。
この方法では最大で10ミリほど前進することができ、手術後には引き締まった口元を作り出すことができます。
施術によって美しい口元を手に入れることができますが、ただ下あごの骨にはオトガイ神経があり、口唇周辺の感覚に関係しています。
そのため失敗すると神経麻痺を起こすリスクもあるので、施術を受ける際にはメリットだけでなくデメリットも説明してもらうことが大事です。
もしあごの形や長さで悩んでいるなら、一度美容整形外科でカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
当相談所で、名医が在籍しているおすすめの美容外科をご紹介をしておりますので、お気軽にご連絡ください。
オトガイ形成手術は水平骨切りが人気になってきている
従来の顎形成手術というと先端を削るというのが有名でしたが、最近は水平骨切り術と言われる顎を水平に切り途中を削除し短縮させて再び固定するという方法に人気が集まっています。
この方法ですと長い顎だけではなく、しゃくれ、引っ込みなどにも有効で同時にエラの補正も出来ます。
ただし、実績のあるクリニックでなければ骨切りの後に段差を伴ったりズレてしまったり違和感のあるフェイスラインになってしまう事があるため、他院での手術後の修正を行っている美容クリニックも多数ありますし、慣れていない医師ですと皮膚のたるみが出やすく、そのような場合は余った皮膚を切り縫い縮めるという作業も行われます。
このように水平骨切り術はプチ整形や切らない整形と違い手術の所要時間1時間半~3時間、全身麻酔をかけるほどの大掛かりな手術ですので最初に手術を受けるクリニック選びが最も重要ですので実績と症例数が多く、無料相談やカウンセリングが丁寧な信頼できるクリニックを選びたいものです。
上手な医師・クリニックの特徴
X線写真や3Dシミュレーションを行い、患者に対して手術に関する丁寧な説明と、仕上がり具合について話し合い、手術を行います。
顔のトータル的なバランスを考えてデザインを行い、顎の水平コツ切りする幅は、エラから口元にかけてのラインが不自然にならないように考慮して行います。
解剖学に精通していて、オトガイ神経の位置も把握し、骨をどれだけ短縮できるか検討を行います。
個々によってオトガイ神経の位置が多少違ってくるため、短縮できる幅は10mmから12mm程度可能です。
あごの位置を後退させたり突出させたい時にも、正面だけでなく横から見た時のバランスも考えてデザインや位置決めを行います。
後から修正が必要になることがないよう、顎の水平骨切りを行った後は、段差をなくすため顎側からエラ方向に向かって、ノミでなだらかになるように削り、顔のラインを調節していきます。
切開は目立たないように口内からアプローチを行い、皮膚の剥離なども出血ができるだけ少なくなるよう慎重で丁寧に行い、手術後にシワが寄ったりしないように調節します。縫合は骨膜縫合と粘膜縫合をこなって丁寧にふさぎます。
仕上がりをきれいにするとともに内出血を防ぎ骨の固定を促すため、フェイスバンテージを使って圧迫固定を行います。
施術でがらっと顔の印象を変えることができるが、失敗例も。。
輪郭形成にはいろいろな方法があります。エラ削り、顎削り、頬骨削りなどあらゆるパーツを修正することが可能です。
中でも顎は、印象に残りやすいパーツなので、施術を行うことでがらっと顔の印象を変えることができます。
顎の整形でもっとも希望が多いのが、長い顎、大きい顎を小さくすることです。この場合、顎水平骨切り施術が効果的で、個人差はありますが、最大で10ミリ短くすることができます。
顎を短くシャープにするには、オトガイ骨を水平に2回骨切りし、短縮したい長さの骨を中抜きします。
オトガイ神経の位置によって、短縮できる長さは違ってきますが、オトガイの短縮は5ミリ程度が限界と考えられて居ます。切除したことによってあいた位置に骨を移動させ、段差を滑らかに形成していきます。
顎水平骨切りは、失敗するとオトガイ神経を傷つけ、口が開きにくいなどのリスクを生じることがありますから、水平骨切りをする際には、十分技術のある医師に施術してもらうことが大切です。
顎 水平骨切りで失敗して、「オトガイ神経の麻痺」が…。
水平切りする際に傷つけてオトガイ神経の麻痺が起きることもあります。
顎の骨の部分には神経が通っているオトガイ神経口があり、顎 水平骨切りを行うときにはその神経口の下を切ることになります。
慣れていない医師は骨切りする際に傷つけてしまうことがあって、オトガイ神経の麻痺が残る可能性が高くなります。
オトガイ神経の麻痺が残ってしまうと顔の機能に影響が残り、部分的に顔の筋肉を動かせなくなったり、下唇から顎にかけて痺れが残ってしまい、話をしたり食事を行うときに不便になってしまいます。
顎のサイズに変化が感じられず効果が無い
長い顎や大きな顎のサイズに悩んでいる人に効果が期待できる顎 水平骨切りは、骨を変化させるため、目に見えた効果を期待しますが、経験が不足している医師が行うと失敗してしまい、効果が無いように見えてしまうことがあります。
デザインに応じて短くする骨の量を考慮しなければなりませんが、シミュレーションやマーキングを怠ってしまうような医師だと、骨切りする量が足りなくて変化が感じられないほど少ない量で済ませてしまうことがあります。
適切な処理と縫合が行われないとたるみが残る
顎が短くなると当然皮膚のあまりも出てくるため、不要な分は切除する適切な対応を行う必要がありますが、医師が注意深く施術を行ってくれないと見逃されてしまいます。
横に寝ている状態で手術するため、たるみが起きていることに気づきにくいことがあるためです。
立った時のことも考えた皮膚の処理が行える経験の高い医師による施術を受けないと失敗につながりやすくなります。縫合の仕方が悪い場合も、傷口付近にたるみが生じてしまうことがあります。
顎の水平骨切り施術後に違和感・トラブルがあったらどれだけ修正していいの?
顎の水平骨切りは長い顎に悩みを持っている人や、あごの位置が前に出すぎていたり引っ込みすぎているときの位置を調節する際にも有効的な施術ですが、失敗やトラブルも考えられる術式であるため、手術を受けるかどうか慎重に検討する必要があります。
トラブルとして多いのが顎を水平骨切りをした後に段差ができてしまい、不自然な輪郭になってしまうことです。
医師が水平骨切りをした後に段差をならすため、ノミで削る作業を怠ったことで発生してしまいます。
水平骨切りを行って取り除く幅が狭くてあまり変化が感じられなかったり、骨の固定がうまくいかずあごの位置がずれて修正が必要になることもありますし、オトガイ神経を傷つけられてしまい、口元から顎にかけてしびれや違和感が残ったままになってしまうトラブルも起こり得る術式です。
顎の骨に段差が残ってしまったり、切り取る幅が不足していた場合には修正を行い、再度手術をすることが可能ですし、ずれた骨の位置を正すことは可能ですが、切り取り過ぎてしまった場合の修正は難しく、技術のある医師のもとで手術を受ける必要性が出てきます。
トラブルがある手術だと前もって知っていないと、仕上がりが気に入らなかったときに精神的な負担も大きくなるので注意が必要です。
顎 水平骨切りの名医に施術の依頼を行う
顎 水平骨切りで顔に麻痺が残ってしまうようなリスクを避けるためには、名医による施術を受けることが必須です。
実績が豊富な医師であれば、神経を避けながらデザインに限りなく近づけるように骨切りすることも可能になるためです。
骨に段差が残らないように、削って整えるといった細かな対応も可能となるため、仕上がりの美しさが期待できます。
「上手いクリニック」「おすすめの病院」の紹介はこちらから
全身麻酔で約80分ほどの手術になりますが、技術がな医師が行えばもっと長時間になり、体の負担になってしまう可能性があります。
内出血がひどいと顎あたりにあざができて、時間の経過とともにあざが広がったり移動してしばらく残ることがあります。
顎の水平骨切りは噛み合わせや口の開閉にも影響を及ぼし、骨を切るときにも技術が必要で、後で修正が必要になる危険性を避けるためには名医による施術を受けることが欠かせません。
医師が患者の希望をよく聞き、デザインを行ってくれないと気に入った仕上がりにならない可能性があります。
患者に対して丁寧な対応を行ってくれるクリニックで、カウンセリングや手術、アフターケアを受けるようにしましょう。
費用についても、手術前に説明を受けて納得できたら手術を受けるようにしたほうが安心です。
トラブルが発生しても、技術が高く経験が豊富な医師であれば、すぐに対応が可能ですから、医師選びは慎重に行いましょう。
当相談所では、おすすめのクリニックをご紹介することが可能です。顎の水平骨切りを希望しているがクリニックを見つけられないでいたり、修正を行いたい方は名医のご紹介をしておりますので、お気軽にご連絡ください。
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