アーチインフラクチャーの修正は難しい？

2016/05/16

頬骨を削ることで、頬の部分の余計な影を消すことができ、若々しい顔を得ることができます。この方法には普通の骨削りとは違う、アーチインフラクチャーという手術が用意されています。アーチ状になっている頬骨の部分を削ったり、切り取ったりする方法です。
骨に変化を与える手段ですので、美容外科手術としては、難易度が高いものになります。手術の難易度が高いということは、同時に失敗をした場合の修正も難しくなると判断できます。リスクを十分に理解してから、手術に挑むようにしたいところです。
とはいえ、アーチインフラクチャーの効果はプチ整形などと比べると、圧倒的に高い美容効果を得られるというメリットがあります。骨そのものをいじりますので、半永久的な効果が持続するというメリットがあります。
場合によっては、骨切りをした部分に医療用のチタン製の板で固定するなど、強固な手術をしてくれます。しっかりと馴染めば、自然な顔の輪郭を作り出すことができます。

海外で手術を行うと修正が困難

頬骨をいじるアーチインフラクチャーで修正を必要とするのは、手術に失敗した時が主です。頬骨を削ったり切り取ったりと、元々存在した部分を取り除いてしまいますので、その部分の皮膚のたるみが起こるリスクがあります。このような状態になるのは、アーチインフラクチャーと同時に、たるみ防止の施術が行われていないなどが原因として存在します。
手術前に医師が利用者にきちんと説明できているかが、鍵をにぎるといっていい失敗例です。
その他では、神経麻痺やしびれ、左右の形の違い、口が開けづらくなるといった症状が発生します。修正ではヒアルロン酸注入や脂肪注入、プロテーゼ挿入などがあります。この内、ヒアルロン酸注入と脂肪注入は時間の経過とともに身体に吸収されますので、永久的な効果が得られないデメリットがあります。
気をつけたいのが、韓国などの費用が安い海外の美容外科で手術を受けることです。日本とは違う技術で手術が行われると、修正がとても困難になりますので、注意しましょう。