上顎セットバックの料金相場、いったいおいくら？

2016/10/19

セットバックは、美容整形術のひとつで口元の輪郭を矯正することで小顔にするというものです。笑った時に歯茎が見えてしまったり、顎先にできる梅干しの皺などの原因は上下の顎が突出していることで生じていることがありセットバックではこれらを矯正することを目的としています。日本語では上顎および下顎の分節骨切り術とも言います。
セットバックは必ずしも上下の顎を同時に行うわけではなく上顎セットバックや下顎セットバックなどその人の状態に合わせて施術を行うことになります。手術の方法としては主に左右の第１小臼歯を抜歯して空いたスペースに前歯６本と歯茎の骨を後方に押し下げます。

比較的大きな美容整形術になるため料金相場としては、下顎セットバックでは１２０万円以上、上顎セットバックでは１４０万円以上が一般的です。また上下顎を同時に行うセットバックでは１７０万円以上しますし、セットバック以外におとがい形成術を同時に行う場合には２００万円以上の費用が必要になります。

口元の輪郭を矯正するための美容整形術の一つ

セットバックはあくまでも口元の輪郭を矯正するための美容整形術の一つです。このため医師の判断によっては、それ以外の施術法を提案されるケースもあります。特にセットバックを行うことで顔の印象が大幅に変化しますし一度行うと修正するのが困難です。また手術では骨を一度分離して癒合させる必要があり、さらに口の中にまで影響するため、手術を行うと６ヶ月程度は食事に注意する必要があります。特に顎は食べ物を噛み砕くために存在するため完全に癒合するまでは前歯で食べ物を噛むといった行為を控える必要があります。また料金相場も大掛かりな美容整形術に当てはまるので、１００万円以上は必要とされます。
通常のセットバックでは、その人の状態によって行われ、上下顎セットバックをするのが一般的ですが、上顎が突出しているだけといった場合には上顎セットバックだけといったケースもあります。何れにしても上顎セットバックで十分に目的とする顔のラインにすることができるのであれば、上顎セットバックだけを行うのが一般的です。

口コミ人気の高い、上顎短縮骨切り(ルフォーⅠ型)を行っているクリニックはどこ？

セットバックと同様に、ルフォー骨切Ｉ型にも対応しているクリニックを推奨いたします。

笑ったときに歯茎が見えるような状態を気にされている人は、改善が期待できる方法に上顎短縮骨切り(ルフォーⅠ型)があって、傷の目立たない方法で手術を受けることができます。

ガミースマイルや出っ歯を治すときに用いる手術で、骨切りによりあらゆる方向に移動することが可能となりますが、移動できる範囲は個人差があるほか、機能に影響が出ない範囲に限られるため、知識がある優れた医師に行ってもらう必要があります。

切開は、口内で上顎の上唇と歯肉の境目あたりを切り開き、粘膜を剥離し骨を露出させ、頬骨の下ありの上顎を数ミリの厚さで骨切りし縮めたらデザインを考慮して上顎をチタンプレートで固定します。抜歯をせずに、上顎を全体的に移動させます。不要な粘膜などがあれば部分的に切除して、歯茎部分の縫合を行い、笑ったときにも自然な口元になるようにします。

上顎短縮骨切り(ルフォーⅠ型)の料金は、安いクリニックで1,520,000円程度の価格から実施しているところがあります。慣れていない医師が行うと骨切りした上顎を移動するときに、上にあげすぎて鼻腔が狭くなって鼻呼吸がしにくくなり、後方にずらしすぎれば気道が狭くなることで鼻呼吸がしにくくなります。鼻呼吸がしにくくなって口で呼吸するようになってしまうと、様々な病気の原因になることがあるため、きちんと計算して固定してくれる知識と技術が必要です。

骨切りしすぎると中顔面が短くなりすぎてバランスがおかしくなって、修正が必要になってきます。骨切りの修正は難しく、さらに技術が必要になってしまうため、失敗されないように術式になれていて、目標とする理想のデザインを再現することができる医師のもとで施術を受けることが大事です。

評判が良く上顎短縮骨切り(ルフォーⅠ型)をこなしてきた実績があるクリニックであれば、ベストなデザインを導き出し骨切りを成功させて口元の悩みを解決できる可能性が高まります。