眉毛があるすぐ上の部分の骨が前に出っ張っていることで、男性のようなごつい印象の額になっている人に対して行われる手術の一つに前頭洞骨切りがあり、女性が自然な丸みで滑らかな輪郭になることを理想として受ける場合が多いです。
この前頭洞は副鼻腔の一つであり、前頭骨の奥が空洞になっているため、必要な範囲の骨を切り出して奥に移動させて再び骨を癒合させることで、出っ張っている部分を目立たなくさせる方法です。
前頭洞骨切りのデメリットは、何十年か経ってから病気が発症する可能性があることです。空洞内は粘膜で覆われていますが、骨を移動させるとでその粘膜が損傷してしまうケースがあります。
手術したばかりの時は問題がなくても15年から20年ほど経ってから、前頭洞粘液のう胞などになることがあります。
液が溜まって骨を圧迫する症状があって、それに伴う腫れや痛みを感じたり、眼球の動きが鈍くなるものが二重に見えたりすることもあります。
前頭洞骨切りのデメリット
前頭洞骨切りのデメリットは丁寧な手術が行われないと神経を傷つけることがあるほか、考えていたよりも骨が移動されずに変化を感じなかったり、眉毛の上げ下げに違和感を覚えるようになる場合があります。
冠状切開法が用いられるため、傷は頭頂部などにつき顔に残ることはほとんどありませんが、腫れたり内出血のような痕がしばらく残り、2週間程度は目立つ人が多いです。
前頭洞骨切りは全身麻酔による手術のため、部分麻酔よりもリスクが高くなります。
体質や手術の状況により血栓や異物が肺の動脈に詰まってしまったり、声帯付近の筋肉や気管支が痙攣して呼吸を妨げてしまい、重篤な症状に至ることがあります。
前頭洞骨切りが失敗だと感じた場合には、さらに奥に移動させることは難しいため、骨を削るなどの対応を行うことになりますが、一度手術した部分を削ったりすると骨が弱くなり、少しの衝撃でもヒビが入ったり陥没するようになってしまう危険があります。
効果がないということも…前頭洞骨切りのデメリットいろいろ
効果・変化がないケースが生じる訳とは。
前頭洞骨切りの手術を行ったにも関わらず、残念ながら効果・変化がないケースも生じてしまう事があります。というのもこの術式は、広範囲の骨を削りつつしっかりと調整して行く必要があるのです。
そのため執刀医には、確かな技術力と同時に調整するセンスが必要となるので、技術力やセンスがない医師が手術を行うと、効果が実感出来ないケースは十分に考えられます。なので執刀医をいい加減に選ぶのは、避けるべきです。
感染のリスクについて注意すべき事
眉が突出していると、険しい表情に見えてしまうため、改善したいと考える女性は少なくありません。そして突出した眉を改善するための方法としては、前頭洞骨切りの手術を受けるという方法が有効です。
というのも眉骨を一旦取り出し、前頭骨を削った上で戻すという方法なので、眉の突出を物理的に改善する事が出来ます。ただし衛生面等、治療環境が良い病院を選び出さないと感染症になるリスクがあるので、注意すべきです。
知覚麻痺のデメリットが起きる理由
前頭洞骨切りは、前頭骨を削るという術式であるため、身体にメスを入れる事になります。そのため、その過程で血管や神経を切ってしまう恐れがあるので、注意すべきです。
しかもそういったトラブルが生じた事により、知覚麻痺が起こってしまう危険性があるので、慎重に行うべき手術法だと言えます。
なのでデメリットを回避したいなら、血管や神経等を傷付けない様に慎重に手術を進める事が出来る、技術力の高い医師に執刀して貰うべきです。
おすすめ出来る美容外科クリニックとは
美容外科で行う手術というのは、他の手術と同じ様にメリットだけでなく、失敗のデメリットとも存在しています。なので手術を受ける際には、失敗のデメリットを避けるべく、信頼出来る医師のいる美容外科クリニックをきちんと選び出す事です。そうする事で、失敗のリスクを軽減する事が出来ます。
そんな中、当相談所では前頭洞骨切りの執刀経験が豊富で信頼出来る名医がいる、おすすめ出来る美容外科をご紹介しておりますので、お気軽にご連絡下さい。
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