力強い顎の人は、ほっそりとスマートで尖っているシルエットに憧れるものです。改善にはえらが張っているといったものとは違い、顎T字骨切りといった手術が必要です。口腔内からメスを入れ、下の前歯の歯茎の付け根を切開します。5cm程ですが、そこからの骨膜下をはく離して、シルエットに影響しているあご骨を切ります。顔面骨専用電動ノコをつかって削りますので、かなり外科的要素の大きな手術になります。全身麻酔を使用することがほとんどですので、手術自体は恐怖心もありませんが、1泊入院を伴うことになりますので、そういった面では手軽にとはいきません。また脳の近くで、神経などもあり、一定のリスクがあることは知っておかねばなりません。そういったリスクについてしっかりと説明し、もしもの時の対応についてもきちんと答えてくれる病院や医師が、失敗が極端に少ないといわれています。慎重な病院選びが成功のカギとなります。カウンセリングが大きな判断材料になるでしょう。
デメリット・リスクについて
大きなメリットが得られる顎T字骨切りの手術のデメリットは、全身麻酔や入院といった他に、包帯が必要な期間が2日から4日あるということがあります。そのあとも1カ月のダウンタイム中はフェイスマスクなどを可能な限り装着し、たるみや変形などを回避するよう心がけます。腫れや痛みは術後3日目をピークに徐々に緩和してゆきますが、2週間から3週間それなりに負担を感じます。 顎下のたるみが大きく出るような時には、筋肉を骨に向かってつり上げる処置も時には必要です。 顎T字骨切りに伴う安静期間も考慮し、余裕をもったスケジュールを組みましょう。またT字骨切りのリスクは違和感や形状、噛み合わせなどに満足できないことがよくありますが、それらは修正可能です。ないに越したことはありませんが、解決できない失敗ではないのです。しかし神経のまひやしびれになると、治らないケースもあります。致命的な失敗になりかねませんので、病院選びが最重要ポイントになってくるのです。
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