顔の悩みで多いもののひとつに、エラが張っているということがあげられます。エラが張っていると顔が大きく見える、ごつい感じに見えてしまうなどの悩みが出てきますが、こうした悩みはメイクで工夫しても改善が難しいものがあります。とはいえ、こういった悩みも治療を行うことでかなり改善することができます。まずエラが骨格の影響によるものか、それとも筋肉によるものかで治療方法は変わってきますので、まずは医療機関で診察や検査を受け、どのようなタイプなのかを確認しておきましょう。
筋肉が張っているという場合は咬筋縮小術や咬筋萎縮が効果的です。咬筋萎縮は張り出した筋肉を萎縮させ、エラを目立たなくし、小顔効果を得るという治療です。骨を削る必要はありませんので、ダウンタイムもかなり抑えることができ、体への負担も少なくなっています。そして治療では傷跡も気になるところですが、咬筋萎縮は口の中から行うことができる治療ですので、傷跡が目立つという心配もありません。
施術について
咬筋萎縮はどのように行われるのかも知っておきたいですが、咬筋縮小の場合は、発達した筋肉を切除することとなりますが、咬筋萎縮は筋肉を切り取る必要はありません。
咬筋萎縮の場合はまず、口の中から粘膜を数ミリ程度切開し、そこから細い金属の棒を筋肉の中に差込、電流を流し張り出している筋肉を萎縮させることができます。
骨が張っているのではなく、筋肉が張ってエラが目立っているという場合に効果的な治療で、正面から見たときに顔を細く見えるようになります。
内側からの治療となりますので、メイクや洗顔は当日からも行うことができますが、歯磨きの場合は当日から可能ですが、傷の部分に当たらないよう注意して磨きましょう。
治療直後は食事も固いもの、熱いものなどは避けておきたいところです。
成功するとすっきりとした小顔を得ることができますが、治療がうまくいかないと思ったような効果が得られない、小さくなりすぎる、口が開きにくいなどのトラブルが起こる場合もありますので、できるだけ技術が高く、経験の豊富な医師に対応してもらいましょう。
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