咬筋萎縮とは、口腔内に数ミリ切開して細い金属の棒を筋肉の中に差し込み電流を流し、張り出している咬筋を萎縮させて正面から見た顔をすっきりとさせます。
骨ではなく筋肉が発達していて、エラが張っているように見える人には効果的な方法です。ただし、咬筋萎縮にもデメリットはありますので、その部分を把握した上で失敗しないためにもクリニックや医師選びには慎重になることが重要です。
前提としては術前検査の段階でしっかりと説明を行ってくれることが大切で、不安の多い施術にもなるので自分が納得できるまで医師と相談すると良いです。
また、こうした施術にはトラブルというのは必ずつきものです。しかし、できる限り技術の高い医師を選ぶようにするとトラブルに遭ってしまう確率を格段に下げてくれます。
また、ダウンタイムについては本格的な施術であれば大体2週間程度と少し長いのでその間に外出をしなくてはいけない場合はマスクなどで隠すようにしてください。
デメリットやリスクについて
咬筋萎縮の施術をデメリットや起こりうるリスクを知らない状態で行うのは危険です。
そのため、きちんと知った上で咬筋萎縮の施術を受けるようにしてください。
まず、一番は顔面神経や知覚神経が麻痺してしまう可能性があります。この神経は顎からエラにかけて走行しているので、注意をして施術する必要があります。
そのため、経験の浅い医師であったりレントゲンを撮らないようなクリニックで施術を行うと医師が神経の位置をきちんと確認しないまま傷つけてしまうということもあります。
また、この施術だけの話ではありませんが、感染してしまう可能性もあります。
感染にかなり気を使っているクリニックであればドレーンや抗生剤点滴を2種類使うなどして感染率を限りなく0に近づける努力をしてくれます。
こうした危険性は施術を行うクリニックによって確率が高まったり減少したりしますので、しっかりとしたクリニック選びを行えばそこまで心配するものでもありません。
知らないと損するデメリット。咬筋萎縮(TCR)の効果が無いという噂
咬筋萎縮(TCR)の効果が無いという噂とデメリットについて。
「咬筋萎縮(TCR)」とは、咬筋の筋肉の発達によりエラが張ってしまっているのを縮小させる手術のことです。
主な手術内容は、口腔内を数ミリ切開し細い金属の棒を筋肉の中に刺し込み電流を流し、張り出している咬筋を萎縮させることで正面から顔を見た時のエラの見た目を細くします。
この手術はあくまでもフェイスラインの骨ではなく筋肉が発達していて、エラが張っているように見える方のみに適応されます。
咬筋萎縮の手術による「たるみ」のデメリットについて
咬筋萎縮の手術の術後のトラブルとして挙げられるものの中に、「皮膚のたるみ」・「皮膚の余り」といったものがあります。
これは、手術により咬筋の筋肉を縮小させることによって張り出していた筋肉は萎縮しますがそのエラ部分の皮膚そのものには変化はなく、咬筋萎縮の手術では皮膚がたるむことを想定していませんので、結果たるみのある輪郭になってしまします。
たるんでしまった皮膚は自分で治せない可能性がありますので注意が必要です。
咬筋萎縮の手術による「神経麻痺」のデメリットについて
咬筋萎縮の手術の術後のトラブルとして挙げられるものの中に、「神経麻痺」といったものもあります。
これは、顔面神経麻痺といわれるもので、筋肉を委縮させる際に筋中に流れた電流が筋肉を焼くことで発達を抑えて縮小させます。
その時に発生した熱や筋肉を流れた電流が、咬筋に隣接する顔面神経に作用して神経を麻痺させる可能性があります。
顔面麻痺は数ヶ月で治まることもありますが、完全に回復しないというデメリットもあります。
咬筋萎縮の手術のデメリットまとめとおすすめ
咬筋萎縮の手術は、エラの張りが気になる・エラの張りがコンプレックスだという方には画期的な手術ではありますが、その分デメリットも存在します。
取り返しのつかないことになる前に、手術を検討する際はしっかりと事前に問い合わせをして安心して自分が納得のいくようにすることが大切になります。
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