咬筋萎縮のダウンタイムは他の術式にも多く見られるように1ヶ月程度ですが、アフターケアに関しては少々長めに考えておいたほうがよいでしょう。咬筋萎縮は口腔内に傷が入ります。唾液などで常にぬれている部位ですので、術後に気をつけるべき点も多くなります。洗顔やシャワーは手術の当日から行っても差し支えありません。歯磨きもできますが、傷口に触れないよう注意が必要です。食事もできますが1週間から2 週間程度は、熱い物や辛いといった刺激物を避け、あごの力を使ってしまうような堅いものは避けるように注意されます。術後すぐは噛むことがつらい人もいます。3日から4 日間程度で緩和されますので、その間は固形物は控えるとよいでしょう。食事の後は、処方されるうがい薬で口腔の清潔に努めます。抜糸はおおよそ2 週間目ぐらいを目処に行います。 しかしこれで安心というわけではなく、ここからが自分で行うアフターケアを怠らないようすることに心がけなければならない期間になります。
術後について
咬筋萎縮手術による腫れや痛み、内出血等は個人差がありますが、2週間から3週間で徐々に改善されてゆきます。激しい運動や飲酒、喫煙などが傷に影響を与えると考えられるため、腫れが改善されるまでは控えるように指示されます。人によってはもう少し長く様子を見たほうがいい場合もあるでしょう。このような自分で行うアフターケアを正しく行うことで、多くのトラブルは回避できます。通院は術後1週間目と術後2週間目に行い、その結果によって医師の指示を仰ぎます。むくみは3ヶ月から6ヶ月ほど続き、傷の硬化は3ヶ月経過辺りで起こり、その後徐々に改善されます。咬筋萎縮は実に気軽行える手術ではありますが、傷の部位が部位だけに、アフターケアが重要になります。手術後の4 ヶ月間は腫れや炎症が残っています。外からは見えないものの、傷が残りやすく、癒着や変形も起こりやすい場所です。まめな調整が必要になるケースもあります。完成するのには、6ヶ月程度はかかります。
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