下顎枝矢状分割法(SSRO)の料金相場、いったいおいくら？

2016/05/30

下顎枝矢状分割法の料金相場は、150万円前後が目安です。
形成外科技術を持つ医師でないと手術ができないので、専門性の高いクリニックを選ぶ必要があります。
難しい手術なので、鎮痛、鎮静、静止、がしっかりできる全身麻酔が適用されます。全身麻酔の費用は別料金で10万円くらいかかります。
全身麻酔の費用は局所麻酔よりも高くなってしまいますが、意識がない状態で手術が受けられるので、痛みと不安がありません。
基本的には全身麻酔ですが、それと併用して局所麻酔、静脈麻酔、表面麻酔、などを使うこともあります。他の麻酔も別料金になるので、麻酔の費用も含めて考える必要があります。
下顎枝矢状分割法は口腔外科で額変形症の治療にも使われるという、専門性の高い治療です。神経損傷やフェイスラインが凸凹になってしまう、などのリスクもあります。
また、下顎枝矢状分割法は上顎の位置も重要なので、上顎を調整するLeFortI型という手術が必要になることもあります。

下顎枝矢状分割法(SSRO)は専門性の高い難しい手術

下顎枝矢状分割法(SSRO)は専門性の高い難しい手術で、料金相場も150万円と高めに設定されています。
形成外科技術がない美容外科では受けられないので、格安クリニックでは治療自体が扱われていないことが多いです。
切らない整形、というコンセプトで売り出しているクリニックの中には、単に切る技術を持っていないだけというところもあります。
手術する技術がないので、注射によるプチ整形しか扱っていないというわけです。
下顎枝矢状分割法(SSRO)は難易度が高いので、料金だけで安易にクリニックを決めてしまわないで、安全性の高さで選ぶことが大切です。
この治療で改善効果が期待できるのは、額変形症、しゃくれ、受け口、などの人です。下顎形成を希望する人にも適用されます。
口腔外科で額変形症治療として扱われる場合には保険適用になりますが、美容外科で整形治療として受ける場合には全額自己負担になります。
ただし、口腔外科が2〜3週間の入院必須なのに対して美容外科はその必要がないので、かかる費用はたいして変わらない可能性もあります。