頬骨が突出しているのは東洋人に多い顔の特徴ですが、それによって顔が大きく見えるなどのコンプレックスを抱える人がいます。頬骨アーチリダクションは日本語で言うと、頬骨の張りを減少させる(頬骨を削る)手術の事です。
アーチリダクションはただ削るだけでなく、弓型に削るので、きれいなラインが形成され、顔を小さく見せることもできます。
頬骨削りの方法は単に出ている部分を削る方法(弓部を削る方法)と、頬骨弓と呼ばれている部分を切り離し、内側にスライドさせて頬骨をひっこめる方法(アーチインフラクチャー法)と再構築法があります。アーチインフラクチャー法が一般的に、一番多く行われている施術になります。
アーチインフラクチャー法は口の中ともみあげ部分の2か所の切開をして施術するので、美容整形をしたという跡はほとんど目立ちません。ダウンタイムは1か月程度です。
術後の腫れは個人差がありますが、2~4週間程度で引いてきます。
平均料金をチェック
頬骨アーチリダクション(頬骨削り)の費用は、医療機関によって異なりますが、100万円以上かかることが想定されます。
術式によって費用は変動しますが、美容整形外科で頬骨アーチリダクションの、弓部を削る方法は80万円程度、アーチインフラクチャー法は100万円~130万円程度が料金相場です。
そして、全身麻酔をするため、別途費用が10万円以上必要になります。このように、決して安い費用でできる整形手術ではないため、安い料金を提示している医療機関は注意した方が良いでしょう。
技術の高いドクターを選ぶ
頬骨アーチリダクション(頬骨削り)には高い技術と豊富な経験及び知識が必要です。頬骨アーチリダクションの施術は経験のあるドクターのいる信頼の置けるクリニックで行うと、失敗のリスクを避けることができます。
経験のないドクターはレントゲンを良く見ずに、神経の位置をよく確認せずにメスを入れ、神経を傷つけ顔面神経麻痺を起こすこともあります。その他にも、たるみや感染、小顔効果が見られないなどのリスクもあります。
このような、頬骨アーチリダクションのリスクを避けるためには、やはり、経験の多い、技術の高いドクターを選ぶ必要があります。
頬骨アーチリダクションでは最大で約2センチ頬骨を減少させることができます。立体的に削ることで頬骨が極端に薄くならない施術です。施術の際は全身麻酔が静脈麻酔を行います。クリニックによって違いますが、全身麻酔を採用しているところが多いようです。
静脈麻酔は別途費用が掛かり、料金相場は2万円~5万円です。手術後数日はフェイスバンドを着用することになるので、数日間はあまり外に出ることができません。
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