頬骨削りの方法にはいくつか種類がありますが、一般的な方法としては耳前部(もみあげの周辺)あるいは体部のみ削る場合には口腔内から切開し頬骨を削りとるという方法です。
クリニックによって方法・手技・手術費用といった細かい違いがあるので、受診するクリニックはどういった手技・手術工程・費用になるのかカウンセリングの際に詳しく質問すると良いでしょう。
また、頬骨削りを行っているクリニックで修正を行いたいという場合は事前に問い合わせる事が大切です。
しかし、修正が出来る場合と出来ない場合がありますので、注意が必要です。
修正が出来ない場合で一番多い理由は以前の手術から日数が極端に短いという場合です。
また、骨を削り過ぎていたり皮膚が薄くなっているという理由で再手術が出来ない場合もありますので、以前の手術と今回の手術について担当医と相談する事が大切です。
その他にも、頬骨削りを行わずに頬骨や頬を改善する方法もありますので、自分の状態や希望を把握した上で担当医に相談すると良いでしょう。
上手な医師・クリニックの特徴
上手な医師は患者とのカウンセリングの時間をしっかりととる医者です。
先ほど述べたように頬骨削りはメリットも多い手術ではありますが、同時に失敗するリスクも備えています。
医師には経験や高い技術が求められるとともに、患者からの適切なヒアリングが必要不可欠となります。
できる限り早く自分の求める姿になりたいと考える気持ちは理解できます。
しかし、焦るあまり理想と現実のギャップに苦しむ方も少なくありません。
まずは自分の求める形を明確に医師に伝えることが必要です。中にはヒアリングやカウンセリングに重きを置かず、時間だけを求める医師がいるかもしれません。
それでは、結果的に失敗してしまうリスクも大きくなりますので、十分に注意する必要があります。頬骨削りには医師の経験の差が大きく出ます。
未熟で経験の浅い医師のところで手術を受けると思わぬ失敗に当たってしまうかもしれません。
一回の手術で完了せず、それから幾度も修正に通う日々が待っているかもしれません。
修正地獄を避けるためには、手術前の医師との事前計画が重要になってきます。
高い技術を持っていることがもちろんですが、事前計画をしっかりと説明してくれることも上手な医師の条件となります。
手術と失敗例
頬骨の付近は出っ張っているのが普通ですが、東洋人はこの出っ張りが大きくなっていますので、身体の大きさの割には、顔が大きく見られやすい特徴があります。
この頬骨の部分を削ることによって、顔がすっきりとシャープになり、小顔を作り出せるようになります。
頬骨削りと呼ばれる美容整形に該当しますが、メスを使った手術が行われますので、失敗するリスクはつきまといます。
頬骨削りの手術時間は、おおよそ2時間です。痛みが強く出ますので、全身麻酔を行うことで、患者が受ける痛みを大幅に和らげてくれます。
骨の部分を削るには限界があることから、それによる失敗が発生する場合があります。
また、顔の部分は重要な神経が通っていますので、その部分を手術で損傷することで、問題が生じるリスクも抱えています。
このようなリスクについては、医師のアドバイスをじっくりと聞いておくようにします。
納得できなかったり、恐怖を感じたのなら、その場で施術を急いで決断しない勇気も必要です。
頬骨削りでの失敗、神経麻痺とは?
取り返しのつかない神経麻痺の後遺症が出ることがあります。
そして、頬骨削りでもっとも怖いのは、神経麻痺の後遺症です。
骨を削る際に、周りの神経を傷つけてしまうと神経が外傷を受けて、麻痺してしまうことがあります。
頰や顎は神経が多い部分なので、傷つけずに手術するには高度な技術力が必要になります。
神経麻痺は一時的な外傷なので時間とともに治ることもありますが、神経そのものが変質してしまうと生涯痺れたままになってしまう恐れもあります。
リスクが高い手術ということは理解しておきましょう。
痛い思いをしたのに効果が無いなんて・・・
頬骨削りは、頰の骨を削って整えて小顔に変化させる手術です。東洋人は頬骨が出っ張っている場合が多いので、この出っ張りを解消させることで小顔にさせたり、若返り効果を与えることができます。
頬骨削りは、はっきり言って術後はかなり痛いです。しかも、痛い思いをしても骨格が顔を大きくさせている原因ではない場合は効果が無いこともあります。
エラが張っている人の場合は、ボトックスで筋肉を弛緩させたほうがよいケースが多いです。
顔が小さくなったらたるみが出現?
頬骨の出っ張りがなくなると、最終的に皮膚が余ります。
するとたるみが出現してしまいます。
骨の面積が小さくなって、その上の皮膚はそのままのサイズであれば、どう考えても皮膚が余ってしまいます。たるみをなくすには、余分な皮膚を切除するなどの適切な処理が必要です。
ただし、これは時間の経過とともに筋肉の収縮によって戻っていくことが期待できます。しかし、年齢の高い人はそのまま戻らない可能性が高いです。
修正手術・再手術について
頬骨削りを行った場合で再手術する際の注意点としては、以前行った手術による失敗なのかそうでないのかという事です。
以前行った手術が失敗だった場合は担当医に相談する事が必要ですが、クリニックそのものを変更する事も一つの方法です。
新しくクリニックを訪れる場合は、頬骨削りや修正手術を得意とするドクターのいるクリニックを選ぶと良いでしょう。
頬骨削りの手術時間は希望するデザインや手術方法によって異なり、希望するデザインによって手術後の腫れにも影響があります。
また、骨を修正する際は医療用のボルトを用いる場合もありますので、手術を行った後に摘出が必要なのかそうでないかなど担当医に相談すると良いでしょう。
修正手術が出来ないのは前回の手術から時間が経過していない場合ですが、希望したデザインによって骨を大きく削りとってしまった場合も再手術が行えない場合があるので注意が必要です。
その再は、骨を削る以外の方法などを検討すると良いでしょう。
頬骨削りの修正地獄・トラブルを回避しましょう!
メリットの多い頬骨削りですが、もちろん失敗するリスクもあります。
一番に挙げられるのがたるみの問題です。
頬骨削りの中でもたるみが出てしまうといったケースは多く見られます。
たるみが出てしまうと綺麗な輪郭ではなくなってしまい、悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
また雑な施術を受けることにより、神経損傷に繋がるケースもあります。頬骨削りには劣化してしまう危険性もあります。
これらはもちろん、優秀な医師のもとで手術を行えば危険を回避することもできます。
しかし、雑な頬骨削りを行ってしまうと、劣化が進行してしまうこともあります。また、術後が自分のイメージしていたような結果とは異なることもあります。
自分の理想とする形が医師に伝わらず、理想と現実のギャップに苦しむこともあります。
これは医師の未熟さも関係してきますが、医師と患者のコミュニケーション不足も指摘されます。修正地獄を避けるためには失敗例を知っておくことも重要です。
名医を選んで受けるのがおすすめ
頬骨削りは成功すれば半永久的な小顔効果が得られるというメリットがありますが、神経麻痺などその後の人生に支障をきたすようなリスクが高い手術です。
どんな外科手術にもリスクはつきものですが、美容整形治療のなかではリスクが高い部類の手術に入るので、本当に必要かどうかよく考えてみましょう。
小顔形成の場合、症例によってはボトックスというエラ張り解消の方法で改善できる可能性もあります。
当、美容整形の名医相談所で他の方法も含めて相談してみるのがおすすめです。
失敗が限り無く少ない名医のご紹介を致しております。
技術の確かな医師を選ぶこと
頬骨削りの失敗例としてよく見られるのが、ほとんど効果が得られなかったというものです。
これはその美容外科の医師の知識不足であったり、技量が足りない場合によく発生します。
頬骨には弓のような形の部分がありますが、この部分はとても薄い骨ですので、単純に削ってもさほど高い効果は得られません。
場合によっては薄い骨を削ってしまうことで、骨がもろくなり、凸凹が生じて顔が変形するトラブルが発生します。
このような失敗を回避するには、頬骨の弓状の部分を削る知識と技術に長けた医師が存在する、美容外科を選ぶことが重要です。
また、頬骨削りでは眼窩下神経の付近にメスを入れることになりますから、眼窩下神経障害を発症するリスクがあります。
眼窩下神経障害になると、頬の部分にしびれや麻痺が生じるなどの問題が発生しやすくなります。
ダウンタイムとして一時的なしびれが発生する場合はあるものの、しばらく経過しても治らない場合には、施術を受けた美容外科に相談するようにしましょう。
頬骨削り・頬骨切りの美容整形によって、オーダーメイドでお悩みを改善できますが、失敗を回避するためにもクオリティの高い手術を選択する様にして下さい。
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