こんにちわ。近年では、医療技術も発達し、美容整形が手軽に行える世の中になりましたね。しかしその反面、リスクをよく理解せずに手術に踏み切ってしまう人も多く、術後に後悔するということも少なくありません。そこで今回は、頬骨削りのリスクについてお話したいと思います。
小顔は、女性にとって究極の憧れですよね。最近は、フェイスリフトを目的とする手術がたくさん存在し、顔のたるみを全体的に取り除くことができる、美容整形の代表的なものとも言えます。その中で、余分な頬の骨を削って整えるのが頬骨削りで、別名を頬骨縮小と言います。
手術は、頬骨の出方によりアプローチする場所が異なりますが、口の中や、耳の上の目立たない部分を切開して行うことがほとんどで、1~3時間程度で終了します。
この様に、傷口が目立つこともなく、手術時間にいたっても比較的に短時間で済むことから、頬骨削りを希望する人も年々、増えてきています。ですが、みなさんはこの手術のリスクについてはご存知ですか?
ダウンタイムやリスクについて
頬骨削りは、メスを使用し、全身麻酔をして施術する為、ほとんどのクリニックでは数日間の入院が必要となります。ダウンタイムにおいても、個人差はありますが、約2週間~1ヶ月と長くなります。短時間の手術でも、身体にはこれだけの負担がかかっているということですよね。
そして一番のリスクは、神経を傷つけてしまう恐れがあるということです。頬骨の周囲には、眼窩下神経や、側頭枝とう神経が走っていて、万が一そこを傷つけてしまうと、痺れや知覚麻痺などの重篤な後遺症が残ってしまう可能性があります。そして、頬骨の奥にある上顎洞という空洞の粘膜が傷つくと、炎症を起こし、蓄膿症の原因になります。
その他にも、骨の削り過ぎによって顔が左右非対称になったり、これまであった骨を覆っていた皮が余り、全体的に垂れ下がってしまうことがあります。
小顔になり、若返る為の手術を受けても、逆に老けた印象の顔になってしまっては後悔しきれないですよね。この様に、頬骨削りには様々なリスクがあり、時には重篤なものになるということです。近年では、新たな美容整形が次々と話題になりますが、リスクについてもきちんと理解しておくことが必要と言えるでしょう。
頬骨削りを失敗しない名医とは?
リスクが考えられる手術であり、経験が不足している医師が行うと失敗して、薄い骨を削りすぎてヒビや穴をあけてしまったり、内方向に骨を移動する際に、形が崩れたまま固定してしまう、神経や筋肉、血管などに影響を与えてしまい、しびれや痛み、違和感が継続してしまうような症状が出る場合があります。
顔のバランスを考えずに頬だけが引っ込みすぎてしまうと、きれいなフェイスラインにならず修正が必要になってしまいますが、削った骨を戻したり骨を再構成して正しい位置に戻すのは大変な手術になるため、はじめから技術の優れた医師のもとで施術を受けるようにするべきです。
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