おでこ・額のシリコンプロテーゼの修正はどういう流れなの？

2016/05/26

おでこ・額の形は美容整形ではあまり注目されていませんが、おでこ・額の形は、性別や顔の美しさの特徴を決める重要な部位といえます。
男性の額は、角張っていてゴツゴツしているのに対し、女性の額は丸みを帯びているのが特徴です。また日本人に比べて、西洋人は丸みがあって立体的という特徴があります。
日本人は、平たい額の人が多く、丸みを持たせることで顔に立体感を持たせることができます。目や鼻などの整形とは違って、劇的な変化はありませんが、周囲に整形がばれることなく、美しいフェイスラインを手に入れることができます。
額の整形には、いくつかの方法があり、もっとも手軽に行えるのがヒアルロン酸を注射する方法です。ヒアルロン酸を額に注射することで、丸みを持たせることができ、傷跡も目立ちません。ただ時間の経過ともにヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうので、数年後には修正する必要がでてきます。そのため手術に抵抗がある人や一度額の形を変えてみたいという人にお勧めの施術といえます。

メリットやリスクについて

おでこを丸みを帯びた女性らしい形にする場合、シリコンプロテーゼを挿入する方法があります。
おでこ・額のシリコンプロテーゼを挿入する方法は、30年以上前に日本の美容整形手術で行われていた方法で、頭皮内を数センチ切開し、シリコンプロテーゼを挿入し、額の骨の上に留置します。施術は短時間で終わり、若い内は美しい額を保ことができるというメリットがありますが、加齢とともに額の皮膚が薄くなり、そのため挿入したシリコンプロテーゼが浮き出て不自然な形になるというリスクも伴います。
またきちんと骨にあったシリコンプロテーゼでなければ、ズレたりする可能性もあるので、医師の技術も必要となります。
永久的に額の形を作る場合には、現在ではハイドロキシアパタイトなどの骨セメント手術が効果的で、将来額の皮膚が薄くなった時にも、不自然になることはありません。
もしおでこ・額のシリコンプロテーゼが浮き出てしまった場合には、入れ直しの修正も可能ですが、骨セメントもおすすめの方法です。