眼窩骨移動術とは目と目の間を広げる手術のことをいいます。日本人は目と目の間の距離が33ミリから34ミリといわれており、目と目の間が近いと大きな目にするとバランスが悪くなってしまうため、目を大きくしたい方にとってデメリットとなっています。その問題を解決する手術法が眼窩骨移動術です。この手術によって目と目の間を広げることで本来の目よりも大きくさせた場合でも全体的なバランスが悪くなることがなく、きれいな仕上がりにできます。目と目の間を広げる方法としては唯一の手術方法ですが、この手術は骨を切る手術になりますので大がかりな手術になります。そのため技術力のないドクターが行うにはリスクが大きすぎる上に、それなりの設備も必要となってきますのでクリニックによっては断られることも多いです。またこの手術をおこなうことによって顔と目のバランスがよくなるというメリットもありますが、もちろんデメリットも存在しています。
デメリットについて
眼窩骨移動術の1番のデメリットとしてあげられるのが、失敗する可能性が高いという事です。眼窩骨移動術は唯一目と目の間の距離を広げることができる方法ですがまだその症例は少なく、多くのドクターが未経験の手術方法です。そのため、名医と呼ばれるドクターがほぼおらず、ほとんどのクリニックが未経験の状態ですので最初の手術例が自分自身という可能性も高いです。初めての手術になる場合、もちろんリスクが伴います。この手術はメスを入れる部分が頭蓋骨や脳に非常に近いため、手術自体リスクが大きい方法です。その上、未経験となるとかなり大きなリスクがあると考えて頂いた方が良いと思います。また、骨を切る手術になりますので失敗した場合、元に戻すことが難しい手術です。失敗する可能性が高い上に、元に戻すことができないという大きなデメリットがあります。ただ、現状では手術例が少ないですが、これから先症例が増えていくことによってデメリットが解消される可能性はあります。
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