輪郭整形の名医|失敗・修正
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知っておきたい外板切除のリスク

人間の顔の骨格は人それぞれです。中には顎の両脇、いわゆるエラの部分が大きく張り出している人も少なく有りません。よくエラの張っている人は我慢強いとも言われますが、小顔やすっきりとした顔がもてはやされる昨今では、エラの張っている人の中にはこれを大きなコンプレックスと感じている人も少なく有りません。
最近では美容整形の中でもエラの骨を削る施術は増えているとされ、また骨を削るという施術だけで済むことから比較的簡単に済むとしてこれを行う人が増えているのが現状です。
エラの骨を削る施術の中には顎の下側を削って角を丸くするだけの方法と、顎の側面の骨を削って薄くする方法が有ります。そして、顎の側面の骨の外側を切除する、いわゆる外板切除を行う場合があります。しかし、この外板切除には大きなリスクがあります。顎の骨を覆っている外板を切除すると、骨の内部がむき出しになり、神経が露出してしまう恐れがあるほか、顎の骨が弱くなってしまいものを噛む力にも影響してしまうので注意が必要です。

外板切除のリスク

安全性やリスクについて

外板切除は、顎の骨の側面を極限まで薄く出来ることで、非常にすっきりとした顎のラインを作り出すことができます。しかし、本来の小顔の人や顎が小さい人と異なる点は、骨の付き方や角度にあります。
小顔の人や顎が小さい人は小さいなりに骨の構造をしっかりと保っているため、本来の骨の強度はしっかり保たれています。しかし、外板切除を行った場合には、本来骨に存在するはずの外板が存在せず、外板の守られているべき海綿体といわれる骨の内部が露出している状態になってしまいます。
海綿体の中には無数の神経が通っているため、これが露出すると些細なことで痛みを感じてしまう可能性が高くなります。更に骨の強度を保つ外板が無くなることで骨が弱くなり、物を噛むだけで顎の骨が折れるといったことも有ります。外板切除にはこのような大きなリスクが伴うのです。
小顔やすっきりとした顔は女性の憧れですが、その流行は刻々変化する部分もあります。安全性やリスクも考え、美容整形をする場合には十分に検討して行うことが大切です。

輪郭整形の名医-失敗と効果

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