プロテーゼを挿入してからプロテーゼが飛び出してきたりずれたりした時には、プロテーゼ抜去・入れ替えが必要になります。手術の根本的な失敗もありますが、大きな衝撃を受けたことでそのようになってしまうこともあれば、経年によって不自然になってしまうこともあります。時間がたてば皮下脂肪や体型も体質も変わりますので、それが手術の失敗とはいえません。ただ放置することはできませんので、プロテーゼ抜去・入れ替えの手術を受けることになります。以前手術を受けた病院が信頼できるのであればそこに行き、理由があれば評判の良い別の病院でもかまいません。ただしダウンタイムは抜去や入れ替えだから短いということはありません。前回の手術からどの程度経過しているかにもよりますが、6カ月以上経っているのであれば前回と同様の談タイム、それより短いのであれば若干長めに考えるのが安全です。通常のダウンタイムは1カ月ですので、それを目安にしましょう。
ダウンタイムについて
プロテーゼ抜去・入れ替えを行う時に、他の組織が変形してしまっていたりすれば、その修正も行わなければなりません。脂肪や側頭筋膜移植といった軟骨部組織や軟骨移植を伴うこともあります。手術は更に大がかりにになりますので、経験豊かで技術が確かな医師にお願いするのが安心です。痛みや腫れは術後3日から1週間をピークに、徐々に落ち着きます。大体3週間目には違和感が残る程度になるといわれています。内出血はそれよりも長く、ほぼ4週間ほど続きます。ダウンタイムはおおよそ1カ月ほどです。医師からの注意事項をしっかり守り、日常生活も気をつけるての1カ月ですから、アフターケアを怠れば、それ以上になることも考えられます。また実際にすっかり回復するのには6カ月ほどかかります。大きな腫れや痛みは消えたかに見せても、すっかり消えるのは6カ月と考えた方がいいでしょう。ですからプロテーゼ抜去・入れ替えの手術が前回から6カ月以上を経過していない時は体の負担もありますので、1カ月のダウンタイムが若干延びる可能性があるわけです。
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