あごプロテーゼのアフターケア、やっちゃいけないことは？

2016/05/19

あごが大きすぎてしまうと、顔が大きく見られたり、女性であるのに男っぽい顔立ちに見られるなどの、美容的なデメリットが生じやすくなります。これとは逆に、程よい大きさのあごでなければ、口の部分が突き出して見えたり、横顔が綺麗なラインを形成できないなどの問題が起こりやすくなります。
あごのボリュームに美容的な問題があるときに、利用したい手術が、あごプロテーゼになります。あごプロテーゼを利用すれは、横から見た時の顔のラインが美しく整う他にも、正面から見た時に顔のラインがシャープになるなど、大人っぽい顔立ちを作ることができます。
手術を行いますので、ダウンタイムが必要になります。アフターケアに慎重になりましょう。アフターケアのやり方を間違えると、いびつな形で固定されてしまったり、腫れや内出血などが長期間にわたって残ってしまうなどの問題が出やすくなります。
手術を終えたからといって油断せずに、丁寧にアフターケアに努めることが重要です。

術後の過ごし方

あごプロテーゼのアフターケアの基本は、患部の出血を促さないことが重要になります。熱いお風呂に入ったり、飲酒をする、運動をするなどの行為は、血流を促します。手術当日はまだ傷口がふさがっていませんので、出血が多くなるリスクが高まってしまいます。あごプロテーゼを受けてからしばらくの間は、これらの行動を控えるように注意しましょう。
口腔内にメスを入れるようになりますが、傷口を刺激しないように、術後には医療用のテープを貼ってくれます。2日間程度貼っておく必要があります。この期間が過ぎる前にテープを剥がしてしまうと、出血したり、傷口に雑菌が入り込むなどのトラブルが発生します。
たとえテープが貼ってあっても、刺激の強い食事を取らないように注意します。辛い食事は避け、あっさりとした食事にするのがおすすめです。
1日経過すれば、シャワー程度であれば利用できます。但し、洗顔はしないようにしましょう。
1ヶ月程度はプロテーゼの固定が不安定ですので、頬杖は控えるようにします。