咬筋萎縮の手術にはリスクがあります。思うように顔が細くならなかった場合には、咬筋萎縮手術の修正が行われますが、これにはボトックス注射、エラ削り手術、再手術、咬筋切除術などがあり、これにも又リスクがつきまといます。つまり、咬筋萎縮手術自体の計画をしっかりと練ってくれ、インフォームドコンセントや数度にわたるリスクと手術計画の確認、そして手術をする人の技術力がリスクを回避する為の大切な条件になってくるのです。リスクをできるだけ避け、又思い通りにならなかった時に、できるだけ希望に近いように修正する為には、どういう流れで行われるのかを具体的に説明していきます。しかしながら、どんなにリスク回避できたとしても、手術の場合は一度削った部分や萎縮した部分は元に戻ることはありません。リスクや修正を充分に理解した上で、できるだけ信頼のおける医師をみつけ、手術を受けることが何よりも大切な心構えとなることは間違えありません。
インフォームドコンセントが大切
咬筋萎縮の手術は、手術の成功と満足度とは差がある場合があります。咬筋萎縮の手術自体にもリスクがあり、手術に成功しても、本人の満足度を得られるかどうかは別問題なのです。つまり、大きく分けると2つのハードルを乗り越えて初めて、手術をして良かったと思えます。そうなる為には、先ずしっかりとしたインフォームドコンセントが大切です。もし、インフォームドコンセントがしっかりと行われていれば、リスクが発生しても容易に修正できます。修正の基本的な流れとしては、術後の左右差やエラの張り具合に納得がいかなければ、ボトックス注射やエラの骨の切除を行います。もし、咬筋の切除に問題があれば再手術となります。ボトックス注射は、根本的に変えるわけではありませんが、比較的容易に変化する為、これで済むのであればボトックス注射が修正のリスクは少なく、第一に考える必要があります。どうしても根本的に変えたいのであれば、再手術、エラ削り手術、咬筋切除術などへと考えを進めていきますが、これらは更にリスクがあることも説明をしてくれるところで受けると僅かながらリスクが軽減します。
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