輪郭整形の名医相談所ー失敗と修正

丸みのある額は、かわいらしさと女性らしさを強調し、優しい印象を与えます。日本人は、西洋人に比べ額が平らで立体感がないため、脂肪注入やプロテーゼなどを挿入して丸みを持たせる美容整形が人気です。
一方、額が出っ張りすぎている場合や、眉の上の骨が出て男性的な印象を与える額の場合には、前頭洞骨切りを行って修正することで、額のラインが滑らかになり、女性らしい優しい印象の顔立ちにすることができます。
前頭洞骨切りは、前額部の骨をいったん頭蓋骨から取り除き、後方移動させて骨癒合させる手術です。
傷跡が目立たないように、後頭部の頭髪内を切開し、骨膜下をはくりして、前頭洞の骨の厚みを削って減らしたあと、ワイヤーで固定します。
この施術によって、正面はもちろん、横顔も滑らかな曲線によって、険しい印象が緩和されます。医師が直接目視して厚みを調節するため、自然な輪郭形成を行えるため、額を引っ込めたい人にはおすすめの方法です。

傷は頭髪内なので、ほとんど見立たない

日本人には稀ですが、眉毛の上部が突出しているために、険しい表情に見える人がいます。立体感があり彫りの深い顔立ちですが、男性的に見えてしまう骨格です。
女性らしい柔らかな顔立ちにするには、前頭洞骨切り手術によって、この骨を削り滑らかにすることで、険しい表情が緩和されます。
前頭骨は、額の骨のことで、前頭洞骨切りには、額全体を削る場合と眉毛上の隆起だけを削る場合があります。
前頭洞は、副鼻腔という空洞で、眉毛上部の突出は、この前頭洞の過剰発育が原因となっています。
前頭洞の大きさは、事前にレントゲンで計測し、突出部位をマーキングしておきます。隆起部分をカッティングバーで開窓し、骨片を摘出し、骨の厚みを調整したあと元にもどしてワイヤーで固定します。
この施術では、異物などを使用することもなく、過剰な部分だけを見ながら調整することができるので、より自然な輪郭に修正する事ができるのが特徴です。
傷は頭髪内なので、ほとんど見立たないのも特徴です。