輪郭整形の名医相談所ー失敗と修正

咬筋萎縮とは、TCRとも呼ばれている術式です。小顔を希望している人のうち、骨の発達ではなく筋肉が発達していることで鰓が張っているように見えてしまっているタイプの人に有効です。口腔内を数ミリ切開して金属の細い棒を、発達してしまっている咬筋に刺し込みます。電流を流して焼き、咬筋を萎縮させます。正面から見ると顔を細くなりますので、小顔効果が得られるといった仕組みです。実に手軽な手術ですが、失敗がないとはいえません。主なものにまったく効果が見られないといったものがあります。

エラが張っている原因が咬筋によるものではなく、骨そのものにあったとすれば、効果がなくても当たり前です。また咬筋萎縮が小さすぎれば、期待している効果は得られません。自分の状態にマッチしている術式として選択されたときに、最も効果的に現れます。事前のカウンセリングの重要さが現れますので、丁寧なカウンセリングを行う病院や医師ほど失敗が少ない理由ともなります。

失敗例について

変化なしという失敗も大変なストレスになりますが、左右差が生じたり、感染症を起こすなどもあります。左右差に関しては再度施術を受けることで改善される場合も多く、感染症に関してはアフターケアにおける自己管理の部分を徹底することでかなり回避できます。反対に言えば、手術後に生じるトラブルの多くに、医師からの注意事項をしっかり守っていなければ、トラブルになる可能性が高いとも考えられるのです。唾液よって常にウエットになっている部位ですし、雑菌の繁殖もあります。

日常生活で気をつけるべき事柄は医師から告げられますので、忠実に守ることが必要です。これらよりももっと重篤な咬筋萎縮の失敗例に、麻痺があります。電流で咬筋萎縮を図りますが、咬筋のそばにある顔面神経まで影響を与えてしまえば、神経を麻痺させ、不自然な表情になってしまうこともあります。1ヶ月から3ヶ月ほど経過すれば徐々に回復してゆきますが、ごくまれに回復しないケースも見られます。技術力が高く経験豊かな医師のもとで施術を行うことがトラブル回避の重要ポイントです。

咬筋萎縮(TCR)の失敗として考えられる「神経麻痺」について

術後に顎の感覚がヘン、なんてとっても不安ですよね。電流が強すぎるといった原因で、神経麻痺が起こってしまうんです。これは、通電させるための穴の位置を誤ったことで起こる失敗です。美容整形は心理的負担が大きいため、失敗してしまうと心が大きく傷ついてしまいます。

コンプレックスをなくすための手術で逆効果にならないために気をつけたいのは慎重な医師選び。カウンセリングの時間をしっかり取ってくれる医師を選びましょう。

咬筋萎縮(TCR)で効果が無い?

自分のフェイスラインがホームベースのようでコンプレックスになっている女性は多くいらっしゃいます。その原因は張り出した咬筋。奥歯の大きな方の特徴でもありますが、強く噛みしめることから顎の筋肉が発達してしまいエラになっているんです。

切除するのではなく、電流を流し筋肉を小さくするこの方法では技術が不十分な場合効果が無いまま施術が終わってしまうことがあります。医師選びの段階で注意が必要です。

咬筋萎縮(TCR)で起きてしまうたるみとは

女性らしい卵形の輪郭は美しいですよね。そのラインがほっそりとした首まで続けば完璧です。そんな優雅な姿を夢見て手術を受けたのに、自分の顎にたるみが。

そんな失敗が起きてしまう原因は何なのでしょうか。それは電流で筋肉を小さくするアプローチで、筋肉が小さくなりすぎてしまい今まで張っていた箇所の皮膚が余ってしまうんです。電流の強さなど、検診の時点で医師の判断が甘いことがこの失敗の原因。医師選びは実績などから慎重に行いましょう。

咬筋萎縮(TCR)を受けるのにおすすめな美容外科は?

噛みしめるための筋肉、咬筋は顎を動かすための重要な部分です。いくらコンプレックスだからといってむやみに切除、萎縮させてしまっては最悪の事態を招いてしまいます。

悪質な医師の中には、患者の欲求をただ聞くのみで安全性に頓着しないことがあります。安全な手術を受ける上でおすすめな美容外科は、名医と呼ばれる医師が在籍している病院です。

近場や、安価だからといった理由で選ばずに、それぞれの分野に特化した医師のいる病院を選びましょう。