輪郭整形の名医相談所ー失敗と修正

下顎枝矢状分割法は、昔から口腔外科で行われてきた額変形症の治療法のひとつです。口内ので扱われている治療手術ですが、美容外科でも美しい輪郭を形成するのに効果があるということで使われています。
下顎骨を切り離して歯列部分の骨の位置を変えることで、下顎の噛み合わせや顎の位置を変化させます。
下顎枝矢状分割法は上顎と下顎の噛み合わせや位置が重要になってくるので、必要に応じて上顎全体の位置を調整するLefortI型骨切り術も行うことがあります。
口腔外科で額変形症治療で受けるときには医療の範囲内に入るので、保険が適用されます。しかし、美容整形目的で受ける場合には保険は適用されません。
美しいフェイスラインを手に入れたい人に効果的な手術です。
適用として、顎関節症、下顎形成、しゃくれ、受け口、に対して改善効果が期待できます。
下顎の形にコンプレックスを持っている人ならば、下顎枝矢状分割法で改善できる可能性があります。

フェイスラインが手に入るというメリット

口腔外科で額変形症治療に使われる下顎枝矢状分割法(SSRO)は、美容外科の手術よりも治療が大掛かりになることが多いです。
大学病院での手術は色々と条件を揃えなければならないので、2〜3週間入院したり、術後に顎間固定という上顎と下顎をしっかり固定する必要が出てきます。その期間は流動食しか食べられません。
これに対して、美容外科の下顎枝矢状分割法(SSRO)は入院は不要で額間固定もせずに受けられます。
効果は同等ですし、入院費用も考えれば費用も同じくらいです。
美容外科では美しいフェイスラインが手に入るというメリットもあります。
治療後には額間固定の代わりになるゴムをつけたり、硬いものは避けるなどの制限はつきますが、10日もすれば7〜8割の腫れは引いてくるのが普通です。
ただし、状態によっては治療後に矯正歯科で別治療を受けることが必要になることもあります。
額変形症治療、しゃくれ、受け口、などの悩み改善に役立ちます。