輪郭整形の名医相談所ー失敗と修正

上下顎歯槽骨後退とは出っ歯などの改善を目的に行われる手術のことを言います。上下顎歯槽骨後退の具体的な手術方法は上顎と下顎の4歯または5歯を抜歯した後、骨や組織を切除してスペースを作り、1歯から3歯または4歯までの歯槽骨部を水平骨切りして位置をずらすことで出っ歯を改善させます。上下顎歯槽骨後退の最大のメリットは、短期間で出っ歯を治すことができることです。歯科矯正の場合だと1年から3年程度は時間がかかってしまいますが、この方法で治療を行えば2時間から3時間程度の手術で治すことができます。入院などは基本的に不要で術後2週間はダウンタイムがありますが、それでも日常生活に大きく影響することがないのも嬉しい点と言えます。この治療方法はとにかく早く出っ歯を治したい方におすすめです。また、上下の歯のかみ合わせが良くなるので自然な口元になる他、輪郭の形も変わってきますので顔全体の印象も変えることができるでしょう。

上下顎歯槽骨後退のデメリット

このように上下顎歯槽骨後退には短期間で出っ歯を改善できるというメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
上下顎歯槽骨後退のデメリットは術後最低でも3日間は手術した部分を固定しておかなければならないので、その期間は口を開けづらくなり人と話しにくくなることです。また、痛みや腫れなどの症状もあらわれますので、術後3日間はお仕事を休んだ方が良いでしょう。尚、痛みや腫れは1週間から2週間程度すれば落ち着いてきます。このダウンタイム期間中は食事も熱いものや刺激が強いもの、堅いものは避けるようにしてください。入浴に関してはシャワーだけなら翌日からすることができます。入浴は3日後以降にしておきましょう。
上下顎歯槽骨後退の手術は失敗すると皮膚が弛んだり、神経が痺れたりといった後遺症が残る危険性もあるので、専門的な知識と技術を持った名医に依頼するようにしましょう。また、費用が120万円前後かかりますので、本当に手術が必要なのかどうかしっかり医師と話し合ってから行うようにしてください。