上下顎歯槽骨後退で、出っ歯や受け口といった口周りのウイークポイントを改善することが可能です。口周りの印象が変わることで、小顔効果もあり、顔全体の印象も変わります。上下の顎にある4番または5番目といわれる左右の歯を抜き、その部分の骨と組織も切除します。アプローチは口腔からになりますので、傷口が外からは見えません。上下顎歯槽骨後退手術は、全体的なバランスもとれますので、ごく自然な仕上がりが期待できるものの、名医といわれる医師の高い技術力と経験があって初めて満足できる結果が得られるといわれています。
口ですから、毎日の咀嚼や滑舌に違和感を感じるようになる可能性も大いにあります。ちょっとした微調整で良い悪いが大きく変わります。そういった感覚は医師に技と経験値、そしてセンスになります。外科的要素に加え、歯科的な知識と経験も問われる、大変難しい手術です。評判や人気が高い医師の中から、カウンセリングでの印象を判断材料に検討するとよいでしょう。
名医を選んで手術を受けることが大切
上下顎歯槽骨後退は数ある手術の中でも難しい施術になります。また顔面の麻痺やしびれにつながる失敗も起こりえます。多くは半年から1年で改善に向かいますが、中には一生涯改善されないケースもあります。形状についての失敗は再手術などで修正可能ですが、こういった麻痺やしびれに関しては、アプローチがないこともあると考えると、その部分での失敗は特に回避したいところです。名医を選んで手術を受けることが大切になってきます。
また上下顎歯槽骨後退の手術後、自分がアフターケアを怠ったり、過ごし方を間違ったりすることで、手術自体が成功しても満足できない結果に終わってしまうことも多々見られます。名医といわれる医師は、カウンセリングを大変丁寧に行う傾向にあります。リスクともしもの時の対応についても、しっかりした説明が行われます。これによって手術自体のリスクを大きく回避することになりますし、患者もアフターケアの重要さを把握します。その結果、高い満足度が得られるのです。
口コミで評判の上下顎歯槽骨後退を受けられる美容外科・クリニックはココ
口元が前に突出していると見た目の印象も悪いですが、かみ合わせなど機能的な部分でも不都合が出てきてしまいます。歯だけではなく骨から対処できる方法に上下顎歯槽骨後退があって、上手な医師に施術を受けることで、きれいに口元を引っ込めることができます。
出っ歯や受け口を矯正だけで治そうとすると月日がかかり、年単位で治さなければならなくなることもありますが、上下顎歯槽骨後退の手術は1日で終わります。上下左右とも4番の歯を抜歯し、その部分の歯槽骨も骨切りして取り除きます。そこにできた骨の隙間分、前歯を骨ごと後ろに移動させて、チタンプレートなどで固定を行います。
手術は口内を切開して行うため、表から目立つことがありません。抜糸は14日程度で行われ、それまでは食事の内容に気を付ける必要があって、熱いものや硬いもの辛い味付けや酸っぱいものを食べてしまうと傷口にしみることがあります。
上下顎歯槽骨後退の値段は、安いところで1,950,000円くらいから行われています。歯と歯槽骨の状態などによって、後退させることができる幅には個人差があり、デザインを実現させるためには複合的な対処が必要になる人もいるため、きちんとシミュレーションを行い術式を選んでくれるクリニックで受けることが大切です。
経験が浅い医師が行うと、抜歯や歯槽骨の骨切りを行う際に失敗してしまい、ほかの部分に影響が出てしまうことがあります。前歯が歪んだり抜け落ちてしまうといったことから、口元にいつまでも痛みやしびれが残る、口の開閉に違和感があるということがあったり、顎が上下や左右、前後に歪んでしまいかみ合わせに不都合が出るといった失敗も考えられます。
評判が良いクリニックであれば上下顎歯槽骨後退の施術も適切な対応が行えて、口元の悩みを解消に導いてくれます。クリニックによって1日入院が必要なところもあれば、その日のうちに帰宅できるところもあるので、前もって確認しておくと良いです。
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