上下顎歯槽骨後退とは、いわゆる出っ歯や受け口の改善を目的として行われる美容整形手術の一種です。
この手術はセットバックとも呼ばれており、出っ歯の場合は上顎の一部の歯を、受け口の場合は下顎の一部の歯をそれぞれ抜き、その部分の骨や組織を切除することで前に突き出た顎の骨を正しい位置に戻します。
この手術は一見すると矯正歯科の一種のように思えますが、実際には骨格そのものに直接手を入れる手術であるため、施術には高度な専門知識と技術が必要となります。
そのため、上下顎歯槽骨後退を検討する場合には、施術を受ける医療機関をしっかりと見極めることに加え、そのデメリットについても十分に知っておく必要があります。
上下顎歯槽骨後退の代表的なデメリットとしては、手術失敗のリスクが挙げられます。顎の周辺には多くの神経が通っているため、手術の際にこの部分を傷つけてしまうと、施術部の痺れや口を開いた時の違和感といった後遺症が起こる可能性があります。
神経麻痺が起こってしまう理由とは
たるみのデメリットが起こる訳とは
上下顎歯槽骨後退は、出っ歯や受け口を修正するのに優れた整形手術法です。ですがこの手術を受ける事で、別の問題が生じる可能性があるので、注意が必要だったりします。
それはたるみのデメリットであり、手術を受ける事で目立つ形で出現する事があるのです。
そしてそういったデメリットが起き易いのは、元々たるみを持っている人が悪化する形になるケースが多かったりします。なのでその人に合った、手術方法を行う事が大事です。
効果が無いというデメリットもある!上下顎歯槽骨後退の仕組みと流れ
効果が無いという失敗が起こる理由。
出っ歯や受け口の人は、コンプレックスを持っており、何とか改善したいと考えています。ですが生まれ付きの要素であるため、自力で何とかするのは困難です。そこで上下顎歯槽骨後退の手術を受ける事で、その問題を改善しようと考える女性は少なくありません。
ただしこの手術は、美容外科としてだけでなく、歯科的な治療も必要です。なのでダブルライセンスの医師か、歯科との連携が取れている病院を選ばないと、手術の効果が無い事も起こり得ます。
施術してから回復するまでのダウンタイムが長い
また、上下顎歯槽骨後退の他のデメリットとしては、施術してから回復するまでのダウンタイムの長さが挙げられます。
この手術は骨の一部を切除する性質上、日帰り手術や通院による治療を受けることはできず、施術に際しては必ず入院する必要があります。
ダウンタイムの長さは行う手術の内容によっても異なりますが、一般的な手術の場合では社会復帰までに最低でも2週間程度を要するといわれています。
また、ダウンタイム中には個人差はあるものの痛みが伴うほか、切除した骨が接合するまでは口を動かすことができないため、通常の食事や会話も難しくなります。
なお、上下顎歯槽骨後退のもう一つのデメリットとしては、手術費用の高さが挙げられます。費用は医療機関によって異なりますが、この手術では一般的に100万円以上の費用がかかるといわれています。
手術を依頼すべき名医を見付け出したいなら
整形手術というのは、メリットがある一方で失敗するというデメリットも抱えています。なのでそのリスクが生じる可能性を出来るだけ、低くする事が重要です。
そのためには、手術経験が豊富であり、技術力のしっかりした医師をきちんと選び出し、依頼する事が大事だと言えます。
近年では当相談所を利用し、比較的簡単に費用などの比較ができるようになっていますが、手術を受ける際は料金だけに注目するのではなく、実際に医療機関でカウンセリングを受けたり、セカンドオピニオンを利用するなどした上で、信頼できる医療機関を選ぶことが重要です。
当相談所では、上下顎歯槽骨後退の手術経験が豊富で技術力の高い名医を、ご紹介しておりますので、まずはお気軽にご連絡下さい。
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