日本人には顔に凹凸が少ない方が大勢います。目元や鼻、頬骨などが目立たないので、顔の印象が薄くなりがちな方もいます。また、顔の凹凸は男性らしさ、女性らしさを表す要素でもあります。女性の場合は丸みを帯びた輪郭から女性らしさを感じます。特におでこ・額の丸みは女性らしさと共に華やかさを出す部分でもあります。そのため、おでこ・額が偏平な方は丸みを出すために整形施術を受ける方もいます。この部分の整形施術の方法は主に2通りです。ヒアルロン酸を注入することにより丸みを出す方法と、人工の骨セメントを用いて丸みを出す方法です。ヒアルロン酸の場合は時間が経過すると、周りに吸収されて元に戻る場合があります。一方、人工のセメントは吸収されることがありません。時間経過と共に実際の骨と同化するため持続性があります。しかし、どんな整形にもメリットとデメリットがあります。同様に効果が長続きする人工セメントにもやはりデメリットがあります。
デメリットについて
人工セメントの施術はおでこ・額のアパタイトと言います。このアパタイトを用いる施術方法は二通りあります。一つは骨を露出させずに小さな切開部からアパタイトをおでこ・額部分に注入していく方法です。この方法だと傷は小さくて済みますが、術後に凹凸が出たり形が崩れる可能性があります。二つ目の方法は頭髪部分から前頭部の皮膚を剥がして額部分の骨を露出させます。それからアパタイトを置いて、固まってから剥がした皮膚を元に戻す方法です。これだとしっかりとした丸みを形成できますが、術後二週間程は大きな腫れや痛みが続きます。そのため、仕事や学校は休む必要があります。また、頭髪部分には施術による大きな傷が残ります。おでこ・額のアパタイト施術を受けるとこのようなデメリットがあります。それを理解した上で整形をうけるかどうか、行うならどの施術がいいのかを決めた方がいいです。また、おでこ・額のアパタイトは高度な技術を必要とする施術です。受けるなら経験を積んだ信頼できる医師を探すことをおすすめします。
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