外板切除は、同じく小顔効果を得られるとされる下額骨の切除よりも大がかりな施術になります。エラ骨から咬筋にある外板を言われる部分を切除することで、それによって顔の輪郭が目立ってしまうようなタイプの人には、大変有効な方法です。全身麻酔で負担も少なく、その日のうちに帰宅できるケースも多く、手軽な施術になってきました。シャワーやメイクといった日常的な生活も次の日から行えます。固定テープも、3日で外せます。とはいえ外板切除の後のダウンタイムは一カ月ほどあり、その間は医師の注意事項をきちんと守ることが必要です。外板切除の手術によるトラブルは、医師の技術力不足や病院の対応のまずさなどもありますが、自分自身がアフターケアを怠ったことによると考えられるものも少なくありません。それも理解せずに「トラブルになった」と言っている人もいますので、闇雲にトラブルが多いと判断するのは危険です。カウンセリングを納得するまで受けることが必要です。
ダウンタイムについて
外板切除のダウンタイムは個人差があるものの、1カ月といわれています。手術当日はシャワーも控えますが、次の日からシャワーやメイクが可能になります。ただし固定テープを外すのは3日経過ののち。フェイスマスクは可能な限り長時間、つけておくのが良いとされています。腫れや痛み、内出血は2週間から3週間続き、それから徐々に和らいでゆきます。その間は冷やしたり、処方された痛み止めを服用するなどして、日常生活に影響がないよう努めます。ダウンタイム期間は飲酒や喫煙、運動などは控えます。歯科診療なども避けるべきですので、急ぎの歯の治療がある場合などは施術を行う医師と相談の上、スケジュールを立てておくべきでしょう。外板切除の手術は、それによって命の不安が起こるようなものとは考えにくいものですが、結果が満足なものでないと心の負担が大きくなります。評判の良い病院を選ぶことと同時に、医師の注意事項などを忠実に守ることがトラブル回避につながります。
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