輪郭整形の名医相談所ー失敗と修正

人の頬の部分には、バッカルファットという脂肪の塊が存在します。この脂肪の塊は加齢に伴って皮膚の弾力がなくなったり、筋肉が衰えるのと同時に、下に垂れるようになります。これが原因でまるでブルドッグのように、皮膚がたるんで見えるようになり、若々しさが失われる原因を導きます。
この問題を改善する方法が、バッカルファット除去手術です。口の内側を小さく切開し、そこからバッカルファットを取り除くことですっきりとした頬を手に入れることが可能です。
バッカルファット除去のアフターケアは、比較的楽であると知られています。手術をする割には、ダウンタイムが短いためです。切開部分を縫合した糸は、徐々に体内に吸収される、医療用の特別なものが使われています。抜糸をする必要がないため、通院の負担が軽減されるのがメリットです。
バッカルファット除去は歳を取ってから若返る目的以外に、将来的に頬がたるむ原因を取り除く意味として、若い世代の人もよく利用しています。

術後の過ごし方

比較的利用しやすい美容手術のバッカルファット除去ですが、アフターケアを丁寧に行うことで、皮膚の回復力を高められます。
手術後に麻酔が切れても、さほど痛みはありませんが、縫合した部分をいじらないように注意しましょう。
術後に腫れが多少見られますが、早ければ1日でもかなり落ち着くようになり、3日から5日程度経過すれば、ほぼ腫れがおさまります。
食事に関しても、バッカルファット除去手術の当日から、普通に可能です。但し、辛い食事といった刺激のあるものは控えるのが無難です。
口腔内の手術ですので、シャワーや洗顔程度なら問題ありません。ですが、入浴は血行を促しますので、腫れを悪化させる心配があることから、控えるようにします。運動や飲酒についても同様です。大体1週間くらいを目処にしましょう。
利用する医療機関によって、手術内容が若干変わってきます。抜糸が必要な医療機関も存在しますので、その際には来院して処置を行ってもらいます。