しゃくれや引っ込み(顎が無いとよく言われるタイプ)、そして面長や大顔の方に人気の美容クリニックでの施術の1つに「顎水平骨切り術」というのがあります。この手術は従来の先端を削るタイプではなく、顎の縦を水平に切り途中を切断して短縮し、再び戻して固定するという方法ですので、しゃくれている方は後退されることも出来ますし引っ込んでいる方は前進させることも出来、長さと同時に前後への移動も可能です。
ただし、この手術は全身麻酔をかけた上で1時間半~2時間の大きな手術となりダウンタイムも比較的長い1週間~3週間、完全な仕上げまでかかる日数は3か月~半年と言われ、術中も細かい技術が必要となりますので出来れば実績ある名医を探して受診することをお勧めします。実績のある名医を探す方法として知られているのは美容クリニックのホームページや口コミサイトで症例数の多いクリニックを探し、安いという理由で探さないのが一番です。
どのような施術?
小顔を目指す方、そして美人の条件の1つと言われるEラインの美しさを求める方に人気の施術がエラ修正や顎短縮術です。顎の施術では従来ですと先端を削る方法が一般的でしたが最近人気なのは顎水平骨切り術という手術で、顎を縦のラインで水平に切断し中間を切除。そして再び顔の骨にプレートやワイヤーなどで固定をする方法で、この手術ですとしゃくれている方や後退している顎の方でも前後へ移動させることも出来、長さも短縮できるのでよりきれいなフェイスラインになります。
しかし、顎水平骨切り術は術中の細かい技術も必要ですし、段差のないなめらかな顎を作るのも医師の指先と実績にかかっています。ですからこの分野においての名医を探すことが大切で、特に水平骨切りではダウンタイムが比較的長い事や術中も全身麻酔が必要な事、そして完全な仕上がりまで3か月~半年かかる事などクリニックとの関係も長くなるので是非クリニックの実績と症例数、症例写真などを見ながら信頼できるクリニックと医師を見つけてほしい物です。
顎の水平骨切り、おすすめの美容外科を紹介!
顎 水平骨切りは、骨を切り取ることで大きな変化が生まれるやり方ですから、上手な医師に受け持ってもらうことが成功の条件となります。
美容外科で対応を行っているところは、面長の顔をバランスよくしたい人や長い顎を短くしたい人に適した術式で、顔の各パーツのサイズから適したあごの長さを算出して切る幅を決めたり、検査の結果や希望する理想のデザインなどに合わせて切る量を決めることもあります。
顎の先端部分は残し、オトガイ神経の下を決めた切除幅分、2本水平に骨切りを行い取り除き、顎先の骨片を上に移動してチタンプレートで固定します。顎に段差ができないように、不要部分の骨は滑らかになるように削っていきます。
切開は口の中から行いますから、顔に目立つ傷が残る心配がなく安心です。全身麻酔で80分ほどの手術時間となり、通常は入院せずに帰宅することができます。
顎 水平骨切りは安いところで600,000円ほどで行われているところがありますが、個人差があって900,000円以上の費用がかかる場合もあります。経験不足の医師が行うと骨を切りすぎてしまい顎の長さが不自然になったり、切る幅が狭く変化を感じられない仕上がりにされてしまうことがあります。
口内を切開して粘膜を剥がす際に、オトガイ神経を傷つけてしまう失敗も考えられます。オトガイ神経が傷つくと下唇から顎にかけて感覚がなくなってしまうことがあります。施術部の洗浄を十分に行ってから縫合が行われないと、感染症や炎症の心配も出てきます。
手術の後のアフターケアも大切で、翌日に出血や腫れの状態をみてもらい、1週間ほど経過したら抜糸を受ける必要があります。このころになると顎周辺が固くなってくることがあるため、マッサージの仕方を教わる必要があります。
顎 水平骨切りの評判が良いクリニックであれば、手術からケアや経過観察まで信頼して任せることができます。
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