あご短縮（中抜き）のアフターケアに必要なこと

美しい顔立ちを手に入れるために重要なのは、目を大きく、鼻を高くするということだけではありません。目や鼻などのパーツだけでなく、骨格の美しさもポイントとなってきます。骨格を整える方法のひとつとして美容整形の施術にあご短縮（中抜き）という方法がありますが、この施術は主に「あごの長さが気になる」、「あごを短くしたい」という方に向いています。あご短縮の手術は口の中を切開し、骨の中間部分を水平に切除して下あごの長さを短縮します。その後骨を移動させて段差を削り、プレートで固定して終了。全身麻酔で行われることが多く、手術時間はおよそ２～３時間かかります。メスを使わずに行うプチ整形とは異なり、外科手術となるので術後の痛みや腫れ、内出血、むくみなどの症状が出るなどのデメリットもありますが変化も大きく、効果は半永久的に続きます。痛みや腫れなどの症状を軽減するためにも、手術後のアフターケアは重要になります。ここで、アフターケアに必要なことを見ていきましょう。

術後の過ごし方

あご短縮（中抜き）の手術後のアフターケアとして、血が溜まることを予防するためにドレーン（血を抜く管）を挿入します。クリニックによって多少の違いはありますが手術翌日～３日程で抜きます。ドレーンを除去後、翌日以降は洗顔やシャワーなどが可能になります。出血する可能性があるため、激しい運動や湯船に浸かっての入浴は避けましょう。また、食事は手術当日から可能ですが術後１～２週間は熱いものや辛いもの、堅いものや刺激物は避けるようにします。口を開けることが困難な期間は栄養ゼリーやヨーグルトなどをおすすめします。食後はイソジンなどでうがいをして口内を清潔に保ちましょう。歯磨きをする場合は傷に直接当たらないように注意します。腫れのピークは３日目ほどですが、約２～４週間は腫れが続きます。処方された腫れ止めや化膿止めなどをきちんと指示通りに飲みましょう。万が一、あご短縮（中抜き）の手術によって痺れ、違和感、化膿などのトラブルが起きた場合は直ちにクリニックで診察を受けてくださいね。