あご切り(前出し)の手術
あご切り(前出し)は横顔を綺麗に形成したりEライン形成などの効果があり、あごが長い場合やしゃくれあご、太いあごの場合などの改善に効果が期待できます。
あご切り(前出し)は、口の中を切開して後退している下あごを水平に切ったり、あごが長い場合には中抜きで下あごを短縮したした後に、先端の骨片を全身させた位置でチタンプレートとスクリューか、ワイヤーなどで固定します。修正で再手術も可能ですが、知覚の麻痺やしびれは1年以内に回復しますが、手術時に知覚神経を引っ張るため、まれに感覚が完全に元通りに戻らないこともあります。
ダウンタイムは個人差がありますが、腫れは術後3日目あたりが腫れのピークで約2週間、内出血は手術時に細かい血管に傷がつくと皮膚の下で出血してあごから首にかけて紫色になる可能性がありますが1〜3週間程度で消えます。
抜糸は口の中の抜糸を2週間目に行ないます。ドレーンも必要で、血液が溜まることを予防するため、血を抜く管を挿入することがあり、通常であれば手術の翌日から3日目までに抜き、洗顔やシャワーについては首から下は手術の翌日から可能で、顔や頭部はドレーンの翌日から濡らすことができます。
顎切り手術の注意点・トラブル
下あごが出ているコンプレックスを治すのに有効な方法があご切りです。これは口の中から行う外科手術で、歯科矯正で治しきれない歯並びや、期間を短く治療するのに有効な方法です。あご切りと聞いて腰が引けてしまうかもしれませんが、事前の歯科矯正や輸血が必要となった場合の自己血の準備など、きちんとした対応をすればさほど怖いものではありません。
しかし、いくら口の中から切るとはいえ全身麻酔で行う外科手術です。術中の失敗、術後の失敗が稀に起こってしまうのです。
あご切りの方法は、下あごの歯ぐきを切り骨を露出します。それをスライスするように2つに切り、出ている部分をカットしてさらに元に戻してネジ止めで固定します。下あごの骨の中には大きな血管と神経が通っており、これを傷つけないようにスライスします。未熟な医師による施術や予想外に出血が多かった場合など視野を確保できず、切った時にこれらを傷つけて、大出血をおこしたり術後に麻痺が残ってしまうことがあるのです。
韓国オルチャン。イ・ヌリの様なフェイスラインになるための審美歯科治療とは
自分の容姿にコンプレックスを持っている女性はたくさんいます。目や鼻、口などの顔の各パーツについても気になるところですが、いつも笑顔でいれば他人から見て多少の欠点は気にならないものです。逆に顔がいくらきれいでも笑顔のない、表情の乏しい人は魅力的にはうつりません。
なかには、歯がコンプレックスで笑顔になれないという人もいます。変色していたり、欠けていたりすると、気になるあまり、人前で笑うことが怖くなってしまうのです。
表情が乏しいと、仕事や恋愛などの人間関係もうまくいかなくなってしまいます。深刻に悩んでいるなら、思い切って整形手術を考えてみてはいかがでしょうか。整形手術を受ければイ・ヌリのような、美しい口元になるのも夢でありません。
かぶせ物や詰め物が目立つのが気になる人は、セラミックを用いた治療がおすすめです。白いセラミック素材のものに取り替えることで、どこを治療したのかが分からない美しい口元にすることができます。
歯を失ってしまった場合はインプラント治療がおすすめです。ずれやもたつきもなく、自分の歯のように扱うことができるうえ、美しい見た目も得ることができます。
形が悪い、色が悪い、隙間が気になるという人にはラミネートベニア法が良いでしょう。表面を0.5mm程削り、 そこに薄いネイルチップのようなものを貼り付ける治療方法です。
このような治療で美しい口元になれれば、思いきり笑える毎日を取り戻すことができます。ただし、満足のいく結果を得るためには、腕の良い医師に治療を担当してもらう必要があります。
ただ単に、白くしたり形を整えるだけではなく、美しく、健康的な口腔機能が再現できる医師を選びましょう。当相談所で名医のご紹介をしておりますので、お気軽にご連絡ください。
危険性について
さて、あご切り(前出し)の手術で神経や血管を切ってしまった場合、見かけ云々以前に生きるか死ぬかの問題になってしまい、大量輸血になる場合もないわけではありません。非常に狭い部位での手術なので、単に切って戻せば良いという簡単なものではないのです。
そして、麻痺が起きた場合これを再生するのも非常に難しいです。きれいにはなったけど痺れている、という場合もあります。
次にあご切り(前出し)術後の管理の失敗によって重篤な状態になることもあります。切ったあごを固定するために上あごと下あごをワイヤーで結びつけ、口を開かないようにするのですが、当然吐いたものを口の外に自力で出すことができません。胃液が肺に入り肺炎をおこすこともあります。
また、切った骨がうまくくっつかず、ぶらぶらになってしまうこともあるのです。その場合、再手術で骨を剥がして、再度固定するのですが、非常に難しいケースとなってしまいます。頻度としては多いわけではありませんが危険性は常にあるのです。
あご切り(前出し)での失敗例、「効果が無い」とはどのような状態か
あご切り(前出し)とは、口の中を切開して、あごの骨を前に出した状態で固定して、あごのラインをきれいに形成する美容整形手術です。
この手術は他の手術と併用して行うことが多い手術です。
固定がしっかりと行われなかったり、前への出し方が甘かった場合には、手術後の効果が無いと感じるケースがあります。
このような場合には、再度同じ手術を行い、より変化を大きくしていくか、他の手術に切り替える必要があります。
手術後にたるみが出てしまう
あご切り(前出し)の手術後に、肌にたるみが出てしまうという場合があります。
これは、あごの切り出しを過度に行ってしまった場合に多くみられます。
極端にあごのラインを変形させてしまった場合に、あごのラインに対して皮膚が過剰に余ってしまうことがたるみの原因です。
手術後の状態が気になる場合には、余分な皮膚の切除などを行って、バランスを整えていくことがおすすめです。
この際に傷跡が残るリスクが伴います。
オトガイ神経の麻痺とは
手術後のリスクとして大きいものが、オトガイ神経の麻痺です。
オトガイ神経とは、あごにある神経の一つで、この神経に障害が起こると下唇の麻痺や、下あごの麻痺が起きます。
多くの場合が、1年程度で自然に症状が改善されていきますが、大きく傷ついてしまった場合には症状が改善されないというリスクもあります。
神経を傷つけてしまわないように、細心の注意を払うことができる、技術力の高い医師に手術してもらうほうが良いでしょう。
名医による手術がおすすめ
あご切り(前出し)だけでなく、美容整形手術にはリスクが伴います。
特に顔の美容整形手術の場合、傷跡が残ったり、希望していた通りの仕上がりにならなかったりというトラブルは多くあります。
このようなトラブルにならないためにも、名医に手術を依頼することがおすすめです。
手術の費用は若干高くなる傾向ではありますが、失敗のリスクが軽減されるだけでなく、仕上がりが美しいというメリットがあります。
失敗例を回避するための上手い病院選び
あごが長いことや、短いことでコンプレックスになっている場合には、あご切り(前出し)の美容整形はコンプレックスを解消するためにも有効な方法のひとつと言えます。
あご切り(前出し)は、口の中を切開して後退している下あごを水平に切ったり、下あごを短縮して、骨をチタンプレートとスクリューなどで固定します。失敗するリスクもあり、手術をしてもあごが思ったよりも前に出ていない、出すぎてしあった、頬の輪郭に左右差ができてしまった、知覚の麻痺やしびれなどの失敗の可能性があります。
修正することも可能な部分もありますが、麻痺などは完全に戻らないこともあり得ます。失敗や修正する必要がないようにするためには、あご切り(前出し)の手術を行なう前に、技術や知識があり経験豊富な医師を選ぶことです。
失敗を回避するために、手術前に検査やレントゲンを使って手術計画を立てることができる医師であるかをカウンセリングなどで見極めることが重要なポイントです。
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