あご切りの手術は口の中を切開してあごの骨を削ることであごを小さくする手術です。ダウンタイムは状況により異なりますが、およそ2週間程度は腫れが続く場合が多いです。術後3日間は腫れが強くでて、内出血や感染症の症状が出た場合は長引きます。またあご切りの手術後の喫煙は血液の循環を悪くするため治りが遅くなったり、傷跡に細菌がついて感染症にかかる場合があります。基本的には術後に手術を受けたクリニックから感染症を予防するために傷跡に塗るぬりぐすりなどが処方されると思いますが、医師の指示に従って適切に行動しましょう。そのためにはまず無理なことはせずに、術前2週間前から術後1ヶ月程度は喫煙するように心がけましょう。さらにダウンタイムは1ヶ月あれば大体の腫れはひきますが、4ヶ月くらいまでは残りの小さな腫れや炎症がのこっており、傷が癒着して変形が起きやすいためこの期間までは再手術を行うことはできません。もし腫れや炎症が自分の想像よりもひくのが遅くても、ダウンタイムとして4ヶ月くらいまでは様子を見ましょう。
リスクがあることも理解
あご切り(前出し)の手術を行った直後は、切ったり削ったりしているため痛みを伴います。痛みの程度については人によって異なるものの、手術直後は笑ったり顔を動かすと痛みがでることがあります。さらに手術中に細かい血管を傷つけてしまう場合があり、そうなると皮膚の下で出血を起こすことがあります。出血はあごから首にかけて紫色から赤めの色になりますが、徐々に落ち着いていき、3週間程度で元に戻ります。しかし通常の腫れに内出血が起きてしまうと、見た目が不自然になってしまうため内出血が治る3週間程度は隠しながら生活をしなければいけないかもしれません。またダウンタイムとして腫れのピークは3日間で大体の腫れがひくのに2週間程度かかり、完成系は6ヶ月程度です。食事はあご切り(前出し)の手術を行った当日から食べることができますが、1週間から2週間は熱いものや辛いもの、堅いものは控えておく必要があります。ダウンタイムの期間の長さからわかるようにあご切り(前出し)の手術は決して簡単なものではなくリスクがあることも理解しておくことが求められます。
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